Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

楽天、"昨日のお返し"と今季初勝利!

 東北楽天は打線がつながり西武に大勝。今季初勝利を挙げた。
2回2死二塁から藤井彰人の中前打で先制し、5回にはケビン・ウィットの1号ソロと草野大輔の中前適時打で加点。9回はウィットの2号と山崎武司の1号などで突き放した。先発青山浩二は6回7安打1失点。2回の無死満塁など再三走者を背負ったが、勝負どころでスライダーが切れ9奪三振。7回以降は牧野塁福盛和男とつなぎ逃げ切った。


●西武−楽天2回戦(1勝1敗、13時1分、グッドウィルドーム、18,393人)
楽天:010 020 006 9
西武:000 010 010 2
▽勝:青山(1試合1勝0敗)
▽敗:ジョンソン(1試合0勝1敗)
本塁打:ウィット1号・2号、G.G.佐藤2号、山崎武1号


 やはり「打線は水もの」か。14安打9得点と貧打に泣いた開幕戦とはまるで別のチームだった。
西武先発のジェーソン・ジョンソンは手元で変化する球が武器。2回に中前へ先制打を放った藤井は「とにかく積極的にいこうと思った」と振り返った。5回には「引きつけて逆方向に運ぶことを心掛けた」という草野も中前打で続き、3点目をたたき出した。いずれも2死後の適時打でしぶとさが光った。主砲ホセ・フェルナンデスが不在の中、"伏兵"2人のバットが初勝利を引き寄せたとも言える。
開幕戦3三振1併殺打と散々だったウィットもやっと目覚めた。5回の右越え場外の一発に続き、9回にはバックスクリーンへ2ラン。周囲の心配をよそに「初安打が初本塁打なんてうれしいね」と本人は至って陽気だが、野村克也監督は「三振か本塁打。恐怖の7番打者だ」とウィットの存在を語った。


 昨季は6試合かかった初勝利を、今季は2戦目でものにした。「一つ勝つのは大変。すんなりいかない」と指揮官は引き締めるが、最後は不調を極めていた山崎武にも一発が出た。4時間近い試合も、敵地を埋めた楽天ファンには短かったに違いない。