楽天、西武・涌井を攻略して連勝!
楽天は序盤で西武先発の涌井秀章を攻略し快勝!
1回裏2死満塁で、ホセ・フェルナンデスが19号本塁打を放ち逆転。2回にも、塩川達也のスクイズと草野大輔のタイムリーで2点を加えた。フェルナンデスは7回にもソロ本塁打を放った。先発ドミンゴ・グスマンは4つのボークで4回途中で降板。2番手永井怜が4回無失点で6勝目、山村宏樹はプロ初セーブを挙げた。
●楽天−西武18回戦(西武11勝7敗、14時、フルキャストスタジアム宮城、17,070人)
西武:101 100 000 3
楽天:420 000 10× 7
▽勝:永井(27試合6勝7敗)
▽S:山村(26試合5勝2敗1S)
▽敗:涌井(23試合16勝7敗)
▽本塁打:栗山5号、フェルナンデス19号・20号
ドミンゴ、小山信一郎といった"投手陣の要"が相次いで退場したこの試合。
この重い空気を吹き飛ばしたのは主砲の2発だった。相手は今季苦戦している西武のエース・涌井。
初回、先制を許した直後の2死満塁の場面で打席が回ってきた。初球の直球が高めに入ったのを見逃さず、バックスクリーン左へ運ぶ今季2本目の満塁弾。7回にもダメ押しのソロ本塁打を放ち、日本で5季連続となる20本塁打を記録した。
「プレーオフシンシュツ、マダマダアキラメナイ!」
試合後のお立ち台で上手な日本語を披露し訴えた。西武戦3連勝で6月以来の4位浮上を懸ける楽天。
フェルナンデスの活躍でチームも波に乗っていけるはず!