Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

楽天の大改編が始動!

 楽天は、カツノリ捕手(33)にバッテリーコーチ就任を要請することが分かった。このほかのコーチ陣容は、鹿島忠投手コーチ(44)、上川誠二打撃コーチ(44)に代わり、2軍から紀藤真琴投手コーチ(41)、星野おさむ守備走塁コーチ(36)がそれぞれ昇格する。今季も残り1試合となり、来季に向けたスタッフの編成作業が本格化してきた。
 球団は同日、紀藤・星野両氏を事務所に呼び、配置換えを打診したほか、山下和彦2軍バッテリーコーチ(43)に来季契約を結ばない方針を伝えた。
カツノリ選手は今季、野村克也監督から配球を評価され、昨季の6試合を大幅に上回る55試合に出場。だが、盗塁阻止率が8分9厘にとどまり、肩の弱さを露呈。最近は、起用に疑問を持ったファンからやじを受ける場面もあった。
球団はカツノリ選手が試合中に積極的に声を出している姿勢などを高く評価し、コーチ転任を要請する方針だ。
 また、球団は防御率4.34と、リーグ最悪の4点台にとどまった投手陣の強化育成が欠かせないと判断。鹿島コーチが一場靖弘投手ら先発陣を整備できなかったことから、2軍で若手の指導を担当してきた紀藤氏を昇格させることにした。
球団はさらに、野村監督が掲げる、相手のすきを突く「弱者の戦術」の浸透にも力を注ぐ。松本匡史ヘッドコーチ(52)に代わり、ヤクルト時代に野村監督の下でプレーした橋上秀樹守備走塁コーチ(40)を起用し、合わせて阪神時代に野村監督の指導を受けた星野氏を入閣させ、野村理論に基づく指導を徹底する。新スタッフは、秋季練習までには発足する予定。

 また同日、永池恭男内野手(32)と佐竹学外野手(31)を球団事務所に呼び、戦力外を通告するとともに、打診していた来季のコーチ就任を正式に要請した。
今季の1軍出場がなかった永池選手は「チームの全日程終了後に返事をしたい。担当はまだ言われていないが、前向きに考えている」とコーチ就任を受諾する意向。今季38試合に出場した佐竹選手は、来季の1軍守備走塁コーチを要請されたが、態度を保留した。

 さらに、飯田哲也外野手(38)も戦力外通告を受け、現役引退を決意した。来季は古巣ヤクルトの2軍外野守備走塁コーチ就任が決定的。飯田選手は86年ドラフト4位でヤクルトに入団し、2005年に楽天に移籍。92年に盗塁王、2002年にスポーツ報知制定ゴールデンスピリット賞を受賞。ホーム最終戦の10月1日の対ロッテ戦(フルキャストスタジアム宮城)試合前、22日に達成した1,500試合出場の連盟表彰があり、それが事実上の引退セレモニーとなる。