Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

田中、主砲ローズら抑え8勝目!

 田中が球宴後の初登板を勝利で飾った。両親や中学時代に所属した宝塚ボーイスの後輩たちが見守る中、地元・兵庫で挙げた初の勝利に「これまで親が見に来た試合は良くなかった。勝ててよかった」とホッとした表情を見せた。
決して調子は良くはなかった。真っすぐ勝負した球宴で、めった打ちされたこともあり「前半は緊張した」という。直球は最速150キロを記録したが「コントロールが悪く、切れもなかった」と野村克也監督は語った。
 毎回走者を背負う苦しい投球内容だったが、スライダーやチェンジアップなど変化球主体で組み立て「走者を出してから粘り強く投げられた。要所を締めていけたのが良かった」。かわす投球の中でも4戦連発中だったタフィ・ローズに対しては、高めのつり球を振らせるなどして3奪三振。7回を8安打4四死球ながら、4回の3失点だけでしのいだ。
 悪いなりにゲームをつくり、8勝目を挙げたルーキーに、野村監督は「70点。よく3点で収めた」。紀藤真琴投手コーチも「よく踏ん張った。これで2けた勝利も見えた」と成長を認めた。