Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

美しくあれ。〜誇り高きニッポンの秋〜

どんどん冬の足音が近づいてくる…(*´Д`)=3


朝晩はすっかり冷え込みが厳しくなりましたねー。
なかなか布団から抜け出せないという人も多いのでは?(笑)


でもまだ10月半ばですから、秋の魅力はたっぷり楽しみたいですよねー?
つい数週間前は鳥海山栗駒山など標高1,000m付近が見頃でしたが、今は麓でも十分楽しめます!

…ということで、"紅葉前線"が麓に向け駆け下りている県南の紅葉狩りスポットを一気に巡っていきましょう♪

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まずは湯沢市街地から車で約30分、湯沢市皆瀬の「小安峡(おやすきょう)」から。
国道398号と対岸集落を結ぶ川原湯橋から谷底を覗きこむと、思わず息を飲み込む光景が…。

観光客が恐る恐る覗き込んでいる切り立った峡谷の両側には、鮮やかに色づいた木々が立ち並びます。


『せっかくなら下に行きたいなぁ…』

…ということで深さ60mを誇る谷底へのびる遊歩道を下りてみることに…。

谷底について上流側に目をやると、奥の方に「不動滝」を見ることができます。
この時期はそれほど水量はありませんが、雪解け直後の春先は豪快な流れを堪能することができます♪


小安峡の見どころといえば、川岸の岩肌から蒸気と熱湯が勢いよく噴出する「大噴湯(だいふんとう)」です!
全国的に見てもこのような光景は珍しいんだとか…。あたり一帯は温泉街としても有名なので立ち寄り湯もぜひどうぞ。

ちなみに川に沿って遊歩道が整備されているので、谷底から紅葉を見上げるというのもいいですねー。


先週末から見ごろを向けた小安峡の紅葉は今月いっぱい楽しめそうです♪

http://www.oyasukyo.jp/

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小安峡から車で約15分、湯沢市高松にある秘湯「泥湯温泉」へも足を運んでみました。

ぐるりと山に囲まれた谷底のような場所にあり、硫黄の独特な匂いと秘湯の風情が漂います。
1,200年前の歴史があると言われており、泥水のような白く濁った湯であることから【泥湯(どろゆ)】となったそうです。


『日本人でよかったなぁ…』としみじみ感じられる秘湯・泥湯。

趣のある木造の旅館が立ち並ぶ光景はどこか懐かしい気分になります♪
共同浴場はありませんが、各旅館で日帰り入浴を受け付けているので紅葉狩りの際はぜひどうぞ!


なお、泥湯温泉一帯は「硫化水素」が噴出している箇所が多数あり、至るところに立ち入り禁止区域が設けられています。
紅葉狩りで楽しい気持ちに浸っているときでも、危険な箇所には絶対近づかないように注意する心構えをお忘れなく…。
http://akitayuzawa.jp/

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小安・泥湯エリアも人気ですが、外国人観光客にも大変な人気を誇る【田沢湖・角館エリア】もいいですよねー♪


まずは仙北市の「田沢湖」へ。

朝から好天に恵まれたこの日は、平日にも関わらず多くの観光客で賑わっていました!
きらびやかな「たつこ像」の背後には、コバルトブルーの湖面と秋田駒ヶ岳をはじめとする奥羽山脈の山々を望むことができます。


太陽の光を浴びて輝くたつこ像、青い絵の具を流し込んだかのような美しい湖面、赤・黄・緑のコントラストが鮮やかな山肌。

この時期でしか味わえない絶景にしばし時間を忘れてしまうほど…。


意外と難しいのがたつこ像と紅葉を間近に収めること。

道路を挟んで向かい側のお土産店の駐車場から。これで歩道の柵が無ければ最高の一枚なんですけどね(笑)
http://www.tazawako.org/

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田沢湖畔(たつこ像)から車で約15分、こちらも見頃を迎えつつある仙北市角館の「武家屋敷通り」へ。

一年を通して観光客に絶大な人気を誇る武家屋敷通りですが、この日も団体の旅行客などが次々と訪れていました。

見頃を迎えている各地に比べるとまだ始まったばかりという印象ですが、ところどころ色づいた木々も見受けられます!


とはいえ、徐々に傾き始めた西日に木々が照らされると、より一層鮮やかさが増すような気がしますねー(*´∀`)


白壁の蔵と黒い塀、赤・黄・緑に彩られた木々が魅せる鮮やかなコントラストが訪れた人々を楽しませてくれます♪


ちょっと懐かしい丸型のポストも武家屋敷通りの雰囲気とマッチしてますよねー。

恐らくこの週末あたりにかけて見ごろのピークを迎えると思いますので、お近くの方はぜひどうぞ!
http://kakunodate-kanko.jp/

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これだけ天候に恵まれていると、撮り鉄活動にも俄然やる気が出てきますわ(笑)
…ということで、最後に見ごろを迎えた紅葉と鉄道のコラボレーションをお楽しみくださいませー。


秋田内陸縦貫鉄道 AN-8800形「急行もりよし号」(萱草〜笑内間)

『いつも(鳥海)山ろく線ばかりだねー』という心の声が聞こえたような?聞こえなかったような?←
…ということで、この時期になるとわざわざ足を運びたくなる秋田内陸線の沿線へ出かけてみました。
http://www.akita-nairiku.com/
阿仁川にかかる「大又川橋梁」は雑誌などでも頻繁に紹介されており、鉄道ファンにはおなじみの眺めです!
この季節は乗客に景色を楽しんでもらおうと列車が速度を緩めて走るため、比較的撮影しやすくなっています。


秋田新幹線田沢湖線 E6系「こまち」 (赤渕田沢湖間)

切り立った谷底を流れる生保内川に沿って仙岩峠を越える田沢湖線
はるか上を走る国道46号沿いから俯瞰で撮影することもできますが、今回は川沿いでの撮影にしました。
平日な上に山奥にある撮影スポットなので自分だけかと思いきや、最終的に5人も集まるほどの人気ぶりでした(笑)

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…ということで、近場でも紅葉狩りを楽しめるスポットを探してみました。


紅葉もそうですが、四季折々の美しい景色を楽しめるって素晴らしいことですよねー(*´Д`)
ちょっと大げさかもしれませんが、改めて日本人であることを誇りに思えるような気がします!


標高の高い山や高原地帯などはピークを過ぎてしまいましたが、今は麓で十分楽しめますよー!
紅葉狩り行きたいけどまだ見れるのかな…?』と悩んでいる方の参考になれば幸いです♪