秋の日は釣瓶落とし
空気も澄んで空がいつもより高く感じられる季節。
朝晩の冷え込みが一段と厳しくなるとともに、夕暮れもあっという間に進んでより秋を感じられます。
県内では田んぼの稲刈りもひと段落し、秋の味覚が食卓に並ぶ機会も多くなりそうですね〜(*´∀`*)
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さて、この三連休は鉄道の日が近いということもあり各地で様々なイベントが開催。
秋田でも車両基地の一般公開などがありましたが、珍しいイベント列車の運転も人気を集めていました!
10日・11日の2日間、秋田駅〜横手駅間で運行された臨時列車「レトロこまち号」を沿線で狙ってみました。
http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20150828-5.pdf
奥羽線全線開通110周年記念の一環で、先月の485系・583系の共演に引き続き鉄道ファンを魅了しました♪
▼ED75+旧型客車「レトロこまち号」 (峰吉川駅構内)
まず上りは峰吉川駅のホーム。駅構内が大きくカーブしていることもあり、撮り鉄さんには人気のスポットです。
複線のためどうしても架線柱が重なってしまいますが、迫ってくるような構図で撮影することができました!
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終着の横手駅に移動してホームで撮影。
到着直後ということもあり、多くの鉄道ファンや家族連れでごった返していました。
今回使用された「777号機」はスリーセブンの愛称で親しまれ、県内外の鉄道ファンに知られた人気車両です♪
導入されてからかなりの年数が経過している訳ですが、状態が良いことと語呂の良さから今も現役で活躍しています。
この日に合わせて専用のヘッドマークやサボ(側面の行先標)も取り付けられていました!
さて、今回使用された電気機関車「ED75形」。
1963年から製造された機関車で、全国各地で特急列車や貨物列車の牽引を担ってきた国鉄の看板車両でした。
今回の777号機を含む700番台は、雪や塩害への対策を施した奥羽線や羽越線での運用をメインとして1971年から導入されました。
しかし、EF81形など後継車両の増備などでED75の出番は大幅に減少。その姿を見かける機会も少なくなりました。
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▼ED75+旧型客車「レトロこまち号」 (後三年〜飯詰)
この区間は駅から駅までずーっと直線ということもあり、あちらこちらに撮り鉄さんの姿が見受けられました。
特に稲刈りがまだ終わっていない場所は入る隙もないほど激混みで、何とか空いてるスペースで撮ることができました。
つい20年ほど前までは、この一帯を走る普通列車も【機関車+客車】という組み合わせが当たり前でした。
しかし、機関車で牽引するという非効率性に電車や気動車が台頭してきたこともあり、活躍の場は徐々に減っていきました。
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沿線での撮り鉄活動を終えていざ帰路へ。
大仙市大曲の田園地帯に差し掛かった際に遭遇した不思議な光景が目の前に。
幹線道路から無数にのびる田んぼのあぜ道に入っていく車がちらほらと見受けられました。
『何かイベントでもあるのかな?』と自分も邪魔にならない場所で待機していると…
雄物川の河川敷から打ち上げ花火が!
実は「大曲の花火 秋の章 〜飯田物語『紅(あか)×黒』〜」というイベントだったんですねー!
http://www.oomagari-hanabi.com/autumn2015/index.html
大曲と言えば毎年8月に開催される全国花火競技大会が有名な花火の街。
国民文化祭の一環として昨年この時期に開催した花火大会が好評だったこともあり、今年も開催されることになりました。
全国の花火師による割物花火の競演、大スターマイン「オペラ座の怪人」など、全4部で構成されたコンパクトな花火大会です。
ミュージカルの世界観を表現する花火を打ち上げるなど、趣向を凝らした演出が訪れた見物客を楽しませていました♪
パンパンと単発の花火が合図の"打ち止め"には迫力満点の二尺玉という特別仕様。
最後まで観客を魅了させてくれる演出が詰め込まれた、まさに『花火好きのための花火大会』といった内容でした!
8月の"本番"に比べ1時間程度と小規模ですが、大曲の花火をギュッと凝縮のような感じで十分楽しめました♪
なんといっても、帰り道の渋滞に苦しめられることなく楽しめるのがいいですよねー(笑)
『本番見たいけど混雑を避けたい!』という方々の為にも、ぜひとも来年以降も開催してほしいですね!
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秋の柔らかな日差しの中、いつもの沿線で撮り鉄活動へ。
山ろく線では毎年この時期に「かかし列車」と銘打ったイベントを行っています。
http://www.obako5.com/
社員や住民有志が設置したユニークなかかしが駅のホームや沿線で訪れた人たちを出迎えてくれます♪
黒沢駅にも毎年多くのかかしが登場します。
今年は戦後70年をテーマにした世界各国の人々をモチーフとしたかかしが並んでいました。
お隣の鮎川駅にも足を運んでみました。
ここのかかしは、何ともほのぼのとしたものが多くて個人的に好きな場所です(*´∀`)
リアカーに乗ったおばあちゃんと孫たちをモチーフにしたかかしは、見ているだけで温かな気持ちになれます♪
さて、前身の国鉄矢島線を引き継いで誕生した由利高原鉄道は今年10月1日に開業30周年を迎えました。
利用者数や沿線人口の減少などで厳しい経営状況が続くローカル線。山ろく線も例外ではありません。
ここ最近は多種多様なイベントで魅力を創造している山ろく線。これからも地域の足として頑張ってほしいですね!
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何かとイベントが多かった3連休もあっという間に終わってしまいました(笑)
ここ最近は以前と比べて出歩く機会も少なくてネタ不足が深刻な訳で…(´・ω・`;)
次回も何かいいネタが見つかれば更新しておきます←