人に勝つより、自分に勝て。
「現実を認めたくない」という自分がいる。
「現実を受け入れろ」という自分もいる。
現実を認めなければ、今を生きることはできない。
希望があるとことに、人生もある。
希望が新しい勇気をもたらし、再び強い気持ちにしてくれる。
苦しい時でも、とにかく笑え。
笑える余裕、ゆとりがないと判断を間違える。
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先月末の更新からほぼひと月…。
何をやろうにも楽しいという気分になれず、あてもなくぶらぶらしたり。
何か心にぽっかりと穴が開いたような日々を過ごしていました。
ふとこのままではいけないと鞭打って、ぶらっと泊りがけの旅に出かけてみることに…。
名づけるとすれば…【奥州・三陸黄金(こがね)ライン】というところでしょうか?
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【START】東北自動車道・一関IC
旅のはじまりは、岩手県一関市の景勝地「厳美渓」から。
栗駒山から流れる磐井川の中流にあり、約2kmにわたって国の名勝と天然記念物に指定されています。
両岸にそびえる安山岩質の凝灰岩がが急流によって削り取られ、とても荒々しい姿を見せています。
厳美渓では"空飛ぶだんご"として有名な「郭公(かっこう)だんご」が名物です♪
渓谷の東屋と対岸の店の間にワイヤーロープが張られ、そこをカゴが行き来します。
カゴに代金を入れ合図の板を叩くと、だんごとお茶がカゴに乗って戻ってきます。
空飛ぶだんごの種類はあん・ごま・みたらしの3種類で各1本ずつのセットとなっています。
▼厳美渓 - いちのせき観光NAVI
http://www.ichitabi.jp/spot/data.php?no=8
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内陸の蒸し暑さから逃げるかのように沿岸部の宮城県・気仙沼市へ。
先の震災では、津波とその後発生した火災により死者・行方不明者は約1,300人と甚大な被害が出ました。
現在は、復興商店街の開設や観光・物産施設の営業再開などで観光客の姿も徐々に増えてきているそうです。
約1年ぶりとなる気仙沼の街。
【参考】http://d.hatena.ne.jp/iwasan1go/20140311
三連休の真っただ中ではありましたが、復興に向けた工事は市内各所で着々と進められていました。
素人目線ではありますが、前回来たときより地盤のかさ上げ工事などだいぶ進んでいるような印象を受けました。
魚市場に隣接した観光物産施設「海の市」。
震災で約3年間休業していましたが昨年7月に営業再開となりました。
気仙沼をはじめとする三陸の新鮮な海の幸や特産品が購入できるとあって多くの観光客でにぎわっていました!
その独特の形から『海のパイナップル』とも呼ばれるホヤ。まさに今が旬の宮城を代表する珍味です♪
ちなみにこれをモチーフにしたご当地キャラ「ホヤぼーや」は、気仙沼市内の看板やポスターなどあちこちに出没しています(笑)
海の市2階にある「リアスシャークミュージアム」も見どころの一つです!
サメの水揚げ日本一を誇る気仙沼ならではの施設で、サメの実物模型や標本を通して生態などを分かりやすく解説しています。
隣接する復興シアターでは、震災の記憶や復興に向かって歩み始めた市民の取り組みなどを紹介しています。
ちなみに、自分が到着する数時間前に気仙沼のご当地アイドル「SCK GIRLS」がライブをしていたそうな…(´・ω・`;)
http://sckgirls.com/
▼気仙沼 海の市・シャークミュージアム
http://www.uminoichi.com/
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今回は気仙沼市内のホテルに一泊。
眼下にはカツオやサンマなど多くの海産物が水揚げされる気仙沼港を望むことができます。
東北を代表する港町なだけあって新鮮な海産物を使った夕食が目を楽しませてくれます(*´Д`)
気仙沼に来たら絶対に食べておきたいフカヒレ料理も堪能してお腹も心も満たされました♪
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2日目は、お隣の岩手県・陸前高田市へ。
気仙沼と同様に震災による津波で壊滅的な被害を受け、死者・行方不明者は約1,700人にのぼります。
自分は2012年以来3年ぶりに訪れましたが、その時に比べると大きく姿を変えていました。
【参考】http://d.hatena.ne.jp/iwasan1go/20120413
被災後も建物がいくつも残っていましたが、造成工事のためにほとんど解体されてすっかり更地となっていました。
前回来たときと大きく変わった点とすれば、圧倒的な存在感を放つ巨大なベルトコンベアが現れたことでしょうか。
陸前高田市は、周辺の山から土砂を運び市街地全体を最大11mかさ上げして造成する復興計画を策定しました。
かさ上げや防潮堤の工事などに必要な土砂を、市街地西側の愛宕山から削りとってベルトコンベアで運んでいます。
土砂を運ぶのにダンプカーで10年近くかかるところを、このコンベアを使うことで2年半程度で終わらせることができるそうです。
連休中もひっきりなしに工事車両が行き交う中を歩いた先に、陸前高田の復興のシンボル「奇跡の一本松」があります。
海岸沿いに植えられていた約6,200本のクロマツが津波によってなぎ倒されてしまった中、唯一残った一本松。
保存するために1億5,000万円という多額の費用が投じられたこともあり、保存の是非を巡っては賛否両論が巻き起こりました。
『石碑でいいのでは?』という意見もあった中、防腐処理や幹に金属の心棒を入れるなどして元の場所で保存されることとなりました。
一度枯れてしまったとは言え、こういった形で保存されればもっと多くの人が陸前高田の街を訪れるきっかけになりますよね。
震災遺構として保存される後方の「陸前高田ユースホステル」とともに、これからも震災の記憶を後世に伝えることでしょう。
なお、一本松を見学する際は物産コーナーや食堂のある「一本松茶屋」の駐車場を利用すると便利です。
▼奇跡の一本松 - 陸前高田市役所ホームページ
http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/kategorie/fukkou/ipponmatu/ipponmatu.html
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【陸前高田〜[R340・R343・県道19号・県道206号]〜平泉】
着実に復興へ歩みだした沿岸の街に別れを告げ、旅の締めくくりは平泉町の「中尊寺」へ。
2011年の世界遺産(文化遺産)登録以降も多くの観光客が足を運んでいる平泉。
この日は小雨が降ったり止んだりというあいにくの空模様でしたが、傘を片手に訪れる観光客で賑わっていました!
丘の頂にある中尊寺へはこの月見坂を上っていきます。参道の両脇には立派な杉の木がずらりと立ち並んでいます。
中尊寺は天台宗の大本山で、12世紀はじめに慈覚大師が開山し、藤原氏初代の清衡公が造営した寺院です。
金色堂をはじめ、平安時代の貴重な約3,000点にものぼる国宝や重要文化財が当時のままの姿で保存・保管されています。
奥に見える白壁の覆堂(おおいどう)の内部に、かの有名な「金色堂(こんじきどう)」が建立されています。
創建当時の姿を今に伝える金色堂には、奥州藤原氏初代から四代までの亡骸が金色の棺に収められています。
中尊寺に来たら金色堂を見て終わりという人も多いかと思いますが、ぜひ本堂への参拝もお忘れなく!
▼関山中尊寺ホームページ
http://www.chusonji.or.jp/
【GOAL】東北自動車道・平泉前沢IC
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…ということで、このひと月でいろいろとモヤモヤした気持ちを和らげてくれた1泊2日のぶらり旅。
いよいよ夏休み突入♪
"初めての感動"を味わえる【奥州・三陸黄金ライン】で夏休みの思い出づくりしてみませんか?
うだるような暑さで出かけるのも億劫という方も、騙されたと思って足を運んでみてください(*´Д`*)
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秋田県内は連日野球づくめ。
高校野球秋田大会では、秋田商業高校が2年ぶりに甲子園への切符を手にしました!
この週末からは全県少年野球が開幕し、未来の高校球児たちが熱い戦いを繰り広げます♪
そして来週火曜日の28日は、年に一度の【楽天イーグルス秋田シリーズ】!
http://www.aab-tv.co.jp/baseball/
台風が接近していることもあり天気が非常に怪しい感じですが、無事に開催されることを願っています。
仙台からご来客というお話は特に伺っておりませんけど…(笑)