Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

命がけ 復興よりも 総選挙

【"アメ"で釣り 選挙終われば "ムチ"ばかり】

政治の主役は国民であるはずなのに、結局政治家たちのいいようにされる。あぁ空しい…。


さてさて、まだ冬の序章に過ぎないはずのこの時期。
今週末から週半ばにかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に大荒れとなっています…(。´Д⊂)


この週末、秋田県内では内陸南部を中心に大雪となり、広い範囲で最高気温が氷点下の真冬日となりました。
平年の5倍以上の積雪となっている場所もあり、雪下ろしなど除雪作業中の事故なども発生しています…。


今後も雪や雨が降る上に気温の低い日が続くとのことで、体調面なども十分注意する必要があります。

==========

そんな予想外の大雪に見舞われる中、この週末は実家の方へ帰省してきました。
ちょうど仕事の休みと週末が重なったことから、"雪かき要員"として召集をかけられた訳で…(笑)


『内陸部の積雪がすさまじいことになっている!』
…という噂は聞いていましたが、実際に目の当たりにすると言葉も出なくなりますね…(*´Д`)=3


実家周辺の様子はこんな感じです…。

道路は雪で覆われ、道路脇や家々の屋根にはこんもりと積もった大量の雪が…(´・ω・`;)


パッと見ただけでは分かりにくいので、雪かき用のスコップを雪の壁に立ててみました。

スコップの長さは約1mぐらい。それがほぼ埋まってしまうほどの積雪があるようです…(笑)


普段実家に帰省したときは、お向かいさんの空き地をお借りしているのですが…、

隣のガレージや後ろの家の屋根に積もった雪を見ると、豪雪地帯であることが一目瞭然ですw


こんな有様なので、来週末は実家の屋根の雪下ろしを予定しているとのこと…。
ちなみに自分も来週末休みなんで、有無を言わさずに召集をかけられることになりそうです…(ノД`;)

                  • -

土日は早朝や日中の雪かきに追われて、あまり出歩くことができませんでした。
…が、月曜日はちょっと晴れ間も見えたので、フラッと散策へ出かけてみました♪


訪れたのは横手市増田町の「中七日町通り」。『くらしっくロード』という愛称がついています。

350年以上前から続く「増田の朝市」で有名なこの通りは、昔ながらの風情が残る商店街です(´∀`)
国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されており、景観維持と後世への継承を街ぐるみで取り組んでいます!


増田の中心街は流通・商業の拠点として繁栄した地域で、江戸時代以来の町割りが残っています。

間口が狭くて奥行きのある長屋と、「内蔵(うちぐら)」と呼ばれる土蔵を繋いだ家屋が特徴です。

「蔵の町」と言えば、倉敷・川越・喜多方などが挙げられますが、それらは表通りからも見られる蔵がほとんど。
増田の場合は、一見すると古びた家屋しかないように見えますが、奥に入ると豪華な蔵が隠されているんですよー♪


通りのほぼ中間を横切るように流れる「下タ堰」。

穏やかな流れにしばし癒されます(*´∀`)


年季を感じさせる真っ赤なポスト。

真っ白な雪の帽子をかぶっておしゃれを楽しんでいるかのよう…(笑)


いかにも歴史を感じさせる風情ある通りですが、観光地化を目指し始めたのはごく最近なんです。
自分も高校時代に何度も通った経験があるんですが、当時はそれほど注目されていなかった訳で…(;´Д`)
でも、こんな素晴らしい街並みをほったらかしにするのも勿体ないですもんねー!


今回は外観だけですが、一般公開している内蔵もあるそうなので下記リンク先をご参照ください♪


◆増田〜内蔵のある町 - 横手市
http://www.city.yokote.lg.jp/tokusetsu/masuda/

==========

そんな冷え込み厳しいの中、14日(日)には第47回衆議院議員総選挙の投開票が行われました。


◆与党圧勝、3分の2維持=自民微減291、公明最多35−全議席確定【14衆院選】 - 時事通信
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201412/2014121500413


与党・自民党は291議席を獲得。公明党の35議席と合わせ、与党は衆議院定数の3分の2を超える326議席を獲得。
一方で、野党・民主党は公示前より11議席増の73議席で微増。維新の党は1議席減の41議席と伸び悩む結果となりました。
日本共産党は公示前の8議席から大きく躍進し21議席を獲得。18年ぶりに小選挙区での議席獲得も果たしました。


秋田県内では、3選挙区すべてで自民党前職の候補が当選を果たし、民主党・維新の党の候補が比例で復活当選。
秋田県内の小選挙区における投票率は、前回2012年の衆院選から約7%ダウンの55.78%で戦後最低を記録したそうです。

                  • -

ふたを開けてみれば、大方の予想通り政権与党の自民・公明両党が圧勝する形となった今回の衆院選
安倍首相が推し進める経済政策【アベノミクス】の事実上の信任投票という点が目玉になったと言えます。


しかし、いざ終わってみると小選挙区における投票率は【52.66%】…。
これまで戦後最低を記録していた前回2012年衆院選の59.32%を6.66ポイント下回り、大きく記録を更新しました。


衆院選投票率52.66%=戦後最低を更新−総務省発表【14衆院選】 - 時事通信
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201412/2014121500795


選挙戦当初から与党が優勢という見方が強まり、有権者の関心が薄れたことが投票率低下につながったとのこと…。
有権者の半分は投票という"権利"を行使することなくやり過ごしたということになります。

                  • -

『争点の分からない選挙はやる意味がない』
『支持したい政党や候補者がいないので投票に行かなかった』
…などといったさまざまな意見が出ています。


2009年の"民主党政権誕生"に、2012年の"自民党政権奪取"…。
過去2回の衆院選は明確な争点が示されていたのに、今回は何を争点にしているのか分からない。
そして、候補者や政党の公約・政策などが十分理解できないまま、何となく投票してしまう。


『どうせ自分の一票では何も変わらない』という考えを頂いた人も多くいたと思います。
しかし、投票を棄権することで、政治家たちのさらなる暴挙を許すことにもなりかねません。
憲法や法律が政治家たちの都合のいいように変えられ、私たち国民がさらに苦しめられるかもしれないのです。
私利私欲のために暴走する政治家たちを食い止めるのも選挙・投票の大事な役割であることをもう一度考えてみてください!

                  • -

そして、国民の支持を得て返り咲いた政治家の先生方にも、今一度"政治の本来あるべき姿"を改めて考えていただきたい。


【政治 = 国民の生活より自身の議員生命を守ろうとする"自己満足なルール作り"】
【国会 = 大人たちが自分の立場を守ろうと"口げんかをする場所"】


これからの未来を担う子供たちにそんな印象を与えているかもしれないという考えを頭の片隅にでも置くべきでは…?

==========

…と、政治に対して徐々に熱が入ってしまうので、そろそろこのあたりで切り上げます…(´・ω・`;)


それにしても、こちらの"総選挙"は有権者がお金を払ってでも投票したいというぐらい人気ですもんね←

いろんな政策を話し合いたい気持ちは分かりますが、まずは選挙に関心を持たせる手法を考えるのが先決では…?


連日厳しい天気が続いて心身ともに疲れ果ててしまいますが、気を引き締めて頑張りましょう!
もう飽きるぐらい雪も降ったので、年明け以降は穏やかな天気になってほしいと切に願います(笑)