Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

あてなき旅も、悪くない。


空気も澄んで空がいつもより高く感じられるこの季節。
県内では田んぼの稲刈りもひと段落し、秋の味覚が食卓に並ぶ機会も多くなりそうですね〜(*´∀`)

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さて、いよいよ今週末は"あの大ベテラン"が1年ぶりに秋田の地を駆け抜けます!


18・19日の2日間、奥羽本線秋田駅東能代駅の間を1日1往復する「SLあきた路号」が運行されます。
「アフター・デスティネーションキャンペーン」と国民文化祭に合わせての実施で、秋田県内を3年連続でSLが走ります!

C61型蒸気機関車に貴重な"旧型客車"6両がけん引される編成。
かつて東北の地を駆け抜けた"シロクイチ"が、今年も秋田でその雄姿を見せてくれます♪
【参照】http://www.jreast.co.jp/takasaki/sl/bookd61.html


今月8日にはるばる高崎からやってきた機関車と客車は、11日から秋田〜東能代間で試運転を行いました。
…ということで、試運転の様子をちょこっとお送りします(笑)

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試運転初日の12日は大久保駅近くの沿線で撮影。

夕暮れが近づいてきた田園地帯を力強く走り抜けていきました♪
特に告知などはなかったものの、通過予定の時刻に近づくにつれてチラホラとギャラリーが…。
また、往路の走っている様子で試運転を知った沿線住民なども詰めかけてかなり賑わいました(^^)


16日には、事前の抽選で当たった招待客を乗せた「試乗会」も行われました。

この日は鯉川駅近くの小さな踏切で撮影してみました。
いかにも地元の人以外は知らないような感じの場所だったこともあり、自分以外には誰も訪れず…(笑)
時折雨がぱらつくあいにくの天候でしたが、沿線には多くのギャラリーが詰めかけていました。

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試運転も無事に終えて、いよいよ明日"本番"を迎える「あきた路号」。
製造から半世紀以上が経過した今もなお、力強い走りを見せてくれるSLを間近で見てみませんか?


運転時刻などの詳細については、JR東日本秋田支社のホームページでご確認ください。
【参照】http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20141015-1.pdf
【参照】http://www.jreast.co.jp/akita/news/pdf/SLevent2014.pdf


なお、指定席は2日間とも即日完売の盛況ぶりとなっておりますので予めご了承くださいm(_ _)m
また、駅や沿線で撮影される際、線路に立ち入ったり踏切以外の場所で横断するなどの行為は絶対やめましょう!

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貴重なSLを眺めるもいいですが、ふらっと小さなローカル線に乗ってみるのもいいかもしれませんよー(^^)


先日、由利高原鉄道(鳥海山ろく線)で【小さな旅】を楽しんできました。

いつもは沿線でカメラを構えてばかりですが、今回は久々に"乗り鉄気分"を味わってみることに…。

由利本荘地区の緑豊かな田園地帯を40分ほどかけてゆっくりと走ります。


途中の前郷駅では、一部列車を除き上り列車と下り列車が行き違いを行います。
この路線の特徴として「タブレット閉塞」と呼ばれる運転方式をとっていることがあげられます。
タブレットというのはいわゆる"通行証"のようなもので、列車同士の正面衝突を防止するなどの重要な役割を持っています。

例えば、A駅とB駅の間に1つのみタブレットがあり、そのタブレットを持っていなければA駅〜B駅間は走れないという仕組み。
山ろく線では、羽後本荘〜前郷間と前郷〜矢島間がそれぞれ1つの列車しか走れないという仕組みをとっています。
近年は設備の自動化が進みこのような作業は無くなりつつありますが、ここでは昔ながらの光景が楽しめます♪


1日1往復だけ運転されている「まごころ列車」には"おばこ姿"のアテンダントさんも乗っています。

おばことは農家の娘を意味する方言のこと。
アテンダントさんは、切符の発売やオリジナルグッズの販売、さらには沿線の観光案内と幅広くこなしています(^^)


各駅停車に揺られてたどり着くのは終点の矢島駅
遠方からの観光客や鉄道ファンに愛される"名物おばちゃん"が売店で待ち構えておりますので、訪れた際はぜひどうぞ(笑)


由利高原鉄道株式会社 ホームページ
http://www.obako5.com/

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…ということで、延々と鉄道に関するネタだけでお送りしてまいりました…(^^;)
恐らく次回からはいろいろとネタを引っ張りだせるかなーと思います(笑)

あっという間に過ぎ去ってしまう短い秋。
お時間があるときは、部屋にこもってしまわずにちょっと足を延ばしてみませんか?