栗駒に復興の兆し♪

昨日は、秋田自動車道・東北自動車道を経由して岩手県・一関市へ♪
岩手・宮城内陸地震で被災した国道が2年ぶりに開通ということで早速走ってきました。
一関ICからは国道342号線に入り、ひたすら西に向かって走ります。

栗駒山を目指す前に「厳美渓(げんびけい)」に立ち寄りました♪

川の流れによって安山岩質の凝灰岩が削り取られ、荒々しい光景が広がっています。
ちなみにこの川は「磐井川(いわいがわ)」と言います。個人的に親近感がわく名前です(笑)

厳美渓では"空飛ぶだんご"として有名な「郭公(かっこう)だんご」が名物です♪
渓谷の東屋と対岸の店の間にワイヤーロープが張られ、そこをカゴが行き来します。

カゴに代金を入れ合図の板を叩くと、だんごと茶がカゴに乗って戻ってきます。
空飛ぶだんごの種類はあん・ごま・みたらしの3種類で各1本ずつのセットとなっています。
この日も、団体の観光客の皆さんが我先にと楽しんでいました(^^)

さて、いよいよ今回再開通となった真湯(しんゆ)〜須川(すかわ)間を走ります。
この区間は崖伝いをはうように国道が走っており、道幅も非常に狭い区間です。
地震による崖崩れやひび割れなどで大規模な復旧工事を余儀なくされました。
しかし、地元の熱い声援や工事関係者の努力で見事元通りの姿を取り戻しました！

一部の区間は2車線に拡げられるなど走りやすい道路になりました♪
…と言っても、山間部ということでまだまだ狭〜い区間が大半を占めます…(^^;)

山頂部が近づくと道路脇に残雪が見えるようになりました。

6月に入ったとは言え、標高の高い山はまだまだ初春のような光景が広がります。

ひたすら登りきり、岩手と秋田の県境部「須川温泉」に到着しました。

麓の一関市街は20℃ほどの気温でしたが、こちらは12〜3℃ととても肌寒かったです…。
2年ぶりの開通ということで、大勢の観光客で賑わいを見せていました♪

秋田と宮城を結ぶ国道398号線も今年10月の開通を予定しています。
袋小路となっていた栗駒山麓も、ようやく地震前の姿を取り戻しつつあります♪

そして実家へ帰省…。最短なら50km弱の距離を150kmもかけて帰りました(笑)