Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

長らく放置状態でした…(汗)

iwasan1go2008-12-12

昨日の朝から頭痛・熱・寒気のフルコース(?)に襲われていました…(>_<)
巷ではインフルエンザも流行してきたらしいので気にはしていたんですが…。
ただ、薬を飲んで一晩ゆっくり休んでいたところ頭痛・熱・寒気はだいぶ解消されました♪
思っていた以上に回復が早かったのでインフルエンザではないかもしれません。


そして自分以上に弱ってきた世界経済。今日も大きな動きがありました。
●東京円一時88円台に急騰 13年4カ月ぶりの円高水準
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008121201000384.html
12日の東京外国為替市場は、米景気不安から円買いドル売りが優勢となり、東京市場としては13年ぶりの円高水準となる1ドル88円台まで急速に円高ドル安が進んだ。日本の輸出企業が打撃を受けるとの懸念から東京株式市場の日経平均株価も一時630円超安の8,087円99銭まで下落した(※終値8,235円87銭)。米景気の後退懸念の高まり、米金利低下観測や米経済指標の悪化から、円買いドル売りが進んだ海外市場の流れを引き継いだ形となった。米自動車大手3社"ビッグ・スリー"(ゼネラルモーターズフォード・モーターダイムラー・クライスラー)の救済法案審議が難航していることもドル安を加速した。


そもそも『円高と円安の違いが分からない!』という方も多いはず。
突然ですが…"分かりやすい金融講座"開講〜!(笑) 皆さんでお勉強しましょう〜♪(^^;)
例えば、1個100ドルの商品を海外から輸入して日本国内で売るとします。
(※円高の時は1ドル=110円、円安の時は1ドル=90円の設定です)


円高の場合は、100ドル×110円なので11,000円
・円安の場合は、100ドル×90円なので9,000円


円高の場合は…、
9,000円で売れる商品を11,000円で売れてします! つまり円安の時よりも2,000円の利益を得ることになります。旅行会社は安い価格で海外旅行を提供できるので顧客が増えます。また、旅行する観光客は現地で安く買い物をできるというメリットもあります。


☆円安の場合は…、
11,000円で売れる商品が9,000円でしか売れません! つまり円高の時よりも2,000円の損失を出すことになります。製造時は11,000円の価値があったのに、海外で売ると9,000円の価値になってしまう…。トヨタソニーなどの輸出が主な企業ではこのパターンで損をしているのです…。


円高は日本経済にとってあまり好ましくないのです…。日本は世界有数の輸出大国。輸出という面では円安が絶対条件です! 日本の主要産業は海外に商品(特に工業製品)を売ることで成り立っています。円高原材料を安く買えるという点ではメリットなのですが、いくら材料の仕入価格が安くなってコストを抑えられても、結局のところ物が売れなければ何の儲けになりません…


アメリカでは"ビッグ・スリー"の救済法案が上院で否決され年内不成立が濃厚となりました…。このままの状況では"大量失業時代"が訪れようとしています…。『世界恐慌の再来』ということもそろそろ現実味を帯びてきたように感じます…。


こんな感じで金融講座は終わりとしますが、分かりましたかね…?