Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

被災地は今…、栗駒山麓の現状を探る!

今月14日に発生した「平成20年岩手・宮城内陸地震」から今日で2週間が経過しました。
今なお行方不明になっている方が10名もいらっしゃいます。安否が心配されます…。


栗駒山麓観光の周遊ルートとして復旧を進めてきた秋田県側の下記3路線が25日開通しました。
国道342号線東成瀬村椿川〜岩手県境間)13.8キロ
県道仁郷大湯線(国道398号分岐点〜国道342号分岐点)8.5キロ
国道398号線湯沢市皆瀬大湯〜仁郷大湯線分岐点)4.3キロ
※上記3路線はいずれも一部片側交互通行区間あり
●通行可能時間:午前9時〜午後5時夜間通行止
★詳しいルートはこちらでご覧下さい!


そこで、まだ地震の爪あとが残る栗駒山周辺をこの目で確かめてきました。


上記3路線の規制区間を走行する際には、下記の手順をとります。
●規制区間の開始場所には作業員がいますので必ず一時停止して下さい!
?規制区間に入る際、通行証明の紙を受け取ります。(紛失厳禁!
?規制区間から出る際、通行証明の紙を返却します。(走行台数確認のため
※万が一の場合に備えて車のナンバーを控えられますのでご了承下さい。


まずは国道342号線の「仁郷橋」の様子です。
路面が大きく隆起しているのが分かります。橋の接続部には段差が生じていました。
(※撮影時は片側のみ舗装していました)


標高が高くなるにつれて崩落箇所も多くなります。ここでは谷側に崩れています


秋田県内では最も震源に近い須川温泉に到着。写真左は栗駒山荘です。
栗駒山の尾根を見ると所々で大規模な崩落が発生した様子が伺えます。


皆瀬大湯に向かって下山開始。ここでは路面がスライドしたようにずれていました。
路面が大きく波打っている様子も伺えます。自然の驚異を見せ付けられました。


先ほどの写真の箇所から少し下ったところにある橋。名前は忘れました…。
写真では分かりづらいと思いますが、橋の接続部に大きな段差が生じています。


皆瀬大湯の規制ゲートを通過して少し行ったところにある工事現場。
写真右下から中央線付近にかけて地震で生じた亀裂が今でも残っています。


震源に近い栗駒山麓の様子をお伝えしましたが、予想以上の被害で驚きました…。
素人目線ですが、元通りに復旧するまでには相当な期間がかかるように感じました。
周辺には温泉などの観光地が点在していることから、観光面への影響が懸念されます。