楽天、終盤逆転しロッテを振り切る!
東北楽天は、ロッテとの第20回戦で4-3の1点差で競り勝ち、連敗を3で止めた。
●楽天−ロッテ20回戦(ロッテ11勝9敗、13時、フルキャストスタジアム宮城、17,908人)
ロッテ:000 012 000 3
楽天:002 001 01× 4
▽勝:山村(29試合6勝2敗1S)
▽S:小山(21試合1勝1敗13S)
▽敗:川崎(39試合1勝2敗)
楽天は3回無死満塁から、高須洋介のレフト前へのタイムリーヒット、草野大輔の二ゴロで2点を先取し、ロッテ先発の渡辺俊介を攻略した。6回には逆転を許すものの、その裏2死から山崎武司、憲史、ホセ・フェルナンデスの3連打で同点に追いついた。8回無死の場面では、山崎武が相手の送球エラーで二塁まで進んだ後、代打の牧田明久が送りバントを決め1死三塁。その後、フェルナンデスのセンターへの犠牲フライで勝ち越した。
楽天先発の朝井秀樹は5回を1失点に抑える好投を見せた。6回に無死二、三塁から犠牲フライなどで2点を失い逆転を許すが、その後は渡邉恒樹、山村宏樹、小山伸一郎の継投で1点差を守りきった。7,8回に救援した3番手の山村宏樹が6勝目。
この日のパ・リーグは上位3チームが下位3チームに敗れるという結果となった。
残り試合でどれだけ勝利を挙げることができるかが、プレーオフ進出の"鍵"となる。