不振のフェルナンデスが、久々に4番らしい頼もしさを見せた。8回1死に佐藤誠から再度勝ち越すソロホームランを右翼席にたたき込んだ。同点とされ勝利打点にはならなかったが「チームに貢献できてよかった」とほっとした表情。弾道を見守ると一塁を回りながら右腕を突き上げた。10日まで規定打席到達者の中で下から2番目の2割2分9厘と低迷。8日のオリックス戦で4番復帰を果たしてから、ようやく放った5月27日以来となる一発に、「本当に久しぶりだね」とも喜んだ。
個人、チームとも成績はこれからが巻き返しの時期だと思っている。助っ人は「自分の仕事をし続けていくつもり」と明るかった。