球宴に楽天勢が大量選出！

　プロ野球のオールスターゲーム（第1戦 7月20日・東京ドーム、第2戦 21日・フルキャストスタジアム宮城）のファン投票最終結果が2日、発表された。パ・リーグでは、東北楽天ゴールデンイーグルスから先発投手で新人の田中将大投手、指名打者ではリーグ2冠の山崎武司内野手ら8選手が選出された。
　田中投手は高卒新人としては、1999年の松坂大輔投手（西武〜レッドソックス）以来のファン投票選出。山崎武内野手は109万4,803票で両リーグ最多の得票を集めた。両選手とも第1回の中間発表からそのまま1位を守り続けた。このほか、楽天からは松本輝投手（中継ぎ投手）、福盛和男投手（抑え投手）、ルーキーの嶋基宏捕手、高須洋介二塁手、礒部公一外野手、鉄平外野手が選ばれた。礒部外野手以外は初のファン投票選出となる。
パ・リーグのチームで1球団から8人が選ばれるのは、1978年の日本ハム以来でリーグ最多タイ。セ・リーグでは2003年に阪神から9人が選ばれている。
　選ばれた選手のうち、右足内転筋を痛めたという松本投手を除く7選手は2日、第2戦の会場でもあるフルスタ宮城内で記者会見し、田中投手は「ファンを楽しませるプレーを」、山崎武内野手は「期待に応えられるようにしたい」と喜びや意気込みを語った。