Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

球宴に楽天から予想外の選出! 選手も困惑…

 選出に驚く新人選手もいたが、「東北のファンの期待の表れ」と山崎武司内野手。ベテランにうながされるように、選手らは胸を張って記者会見に臨んだ。
 「正直、この成績で選ばれるとは、と驚いている」。会見で困惑の表情を見せたのは、嶋基宏捕手。これまで52試合に先発するなど新人選手としては奮闘中だが、打率は1割7分と低迷している。中間発表の時点でも「他球団の選手に申し訳ない」と表情を曇らせていた。
 打率2割5分5厘と調子が上がらない鉄平外野手も、会見中はずっと表情が硬かった。
そんな若手らを元気づけるように語ったのが、12球団トップの票数を獲得した山崎武内野手。「オールスター出場に見合わない成績の選手もいる」と率直に話しながらも、「これを機に名前を覚えてもらえばいい。期待を背負ってやっていきたい」と力強く誓った。
 初選出で、選手会長高須洋介内野手は「仙台で開催されることが一番の要因」と分析。「チームの調子は良くないが、これを機に一丸となって頑張っていきたい」と前向きに語った。
「オールスターダスト(星くず)や」と中間投票時点で苦笑いした野村克也監督も、「選ばれた以上『大手を振って』とはいかんが、『小手を振って』出ればいい」と、辛口ながら大舞台での活躍を期待していた。