楽天・林恩宇、初来日で初勝利!
期待の外国人投手林恩宇選手が来日初先発で初勝利を収めました!
初回から得点圏に走者を背負ったが、フォーク、スライダーを巧みに操り、6回2安打無失点の好投。7回以降は小倉恒、有銘兼久、松本輝、渡辺恒樹、福盛和男と小刻みな継投で今季初の完封勝ちを収めた。打線は1回1死二塁から礒部公一が先制右前打、4回には無死一・三塁から草野大輔の中犠飛で加点。だが、10安打で2点の拙攻だった。
●日本ハム−楽天4回戦(楽天3勝1敗、18時、札幌ドーム、17,035人)
東北楽天:100 100 000 2
日本ハム:000 000 000 0
▽勝:林恩宇(1試合1勝0敗0S)
▽S:福盛(5試合1勝0敗2S)
▽敗:金村(3試合1勝2敗0S)
右手の負傷で出遅れていた林恩宇だが、ようやくの登板で"助っ人"の働きを見せた。火の車の先発陣にあって、頼りになる存在になりそうだ。この日は、再三のピンチにも丁寧な投球で6回を投げ2安打4四死球で無失点の好投。紀藤真琴投手コーチは「つかまえられそうなところで終わるのは相手も嫌だったはず。この先、徐々に調子を上げてくれるだろう」と語った。球速140キロほどで鮮烈さはなかったが、変化球が巧みだった。「全力投球より低めへの制球を心掛けた」と本人は振り返った。本来は開幕4戦目でデビューする予定だったが、右手人さし指にまめができ回避していた。