Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

マー君が本拠地初登板!

 東北楽天は、新人田中将大が本拠地初先発で粘投を見せたが、拙攻で日本ハムに惜敗。連勝は3で止まった。
田中は6回を5安打4四球。毎回走者を背負ったが要所を締め1失点。勝敗はつかなかった。1-1の8回、2番手松崎伸吾フェルナンド・セギノールに勝ち越しソロ本塁打を浴びた。打線は初回、鉄平・高須洋介の連続二塁打で先制したが、5-8回の好機に決定打が出ず12残塁


楽天日本ハム3回戦(楽天2勝1敗、13時1分、フルキャストスタジアム宮城、18,021人)
日本ハム:001 000 011 3
東北楽天:100 000 000 1
▽勝:金村(2試合1勝1敗)
▽敗:松崎(4試合0勝2敗)
本塁打セギノール5号、金子誠1号


 先発田中は6回106球を投げて5安打1失点。結果で見ればまずまずとも言えるが、3者凡退で終わった回はなく、守備の時間を短く済ませてチームをリズムに乗せるという、先発の役目を果たせなかった。本人も「テンポよく抑えないと攻撃も乗れない。初勝利を挙げられなかったことより、チームの勝ちを落としたのが痛い」と唇をかんだ。
初回の先頭森本稀哲にカウント2-0から四球を出したのに始まり、1失点した3回も含め5回まで4度も先頭打者を出した。打者7人にカウント2-3までもつれる苦しいマウンドで4四球も出した。勝負球の制球が悪いのは明白。野村克也監督は立て続けに「ストライクが欲しいところで投げられず、ボール、ボールとなる。よく1点で終わった。まじめに投げすぎる。若さがない」。田中本人も「2ストライクからベストの球を求め球数が増えた。簡単に投げられればよかったけれど」と分かってはいた。


 ただ走者を背負ってのマウンドさばきは良くなった。「うまく間を取り、余裕を持って投げられた」と田中。2回無死一塁から、犠打狙いのバントをうまくさばき1-6-4。狙い通り併殺にした。
前回のソフトバンク戦では、走者に気を取られて打たれ、2回途中で6失点した教訓を生かした。杉山賢人投手コーチ「ゲームをつくれたのは救いといえば救い」と語った。


 楽天鳴り物入りでやってきた大型ルーキー。次は何歩成長した姿を見せるのか。