Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

楽天、球団初のAクラス!

本塁打を放った鉄平選手

 楽天打線が効果的な攻めを見せ、7得点で快勝! 開幕から10試合以上経過した時点では球団史上初の3位に浮上した。
 1点を追う6回、先頭の鉄平がライト線三塁打で出ると、続く高須洋介がセンター前にはじき返して同点。1死後、山崎武司のライトへの犠牲フライで勝ち越した。7回には鉄平の2ランで突き放し、8回は山崎武、ケビン・ウィットの連続本塁打でダメ押し。先発の一場靖弘は4回途中降板となったが、継投陣が好投し勝利に貢献した。


●ロッテ−楽天1回戦(楽天1勝、千葉マリンスタジアム、13時2分、23,107人)
楽 天:001 002 220 7
ロッテ:000 200 100 3
▽勝:山村(1試合1勝0敗)
▽敗:渡辺俊(2試合1勝1敗)
本塁打:鉄平1号、山崎武3号、ウィット3号
三塁打:鉄平、塀内 ▽二塁打:高須、ワトソン、青野、リック ▽盗塁:高須 ▽捕逸:嶋 ▽暴投:一場
▽試合時間:3時間3分


 大技小技を繰り出しての7得点だった。「まさか鉄平にまで1発出るとはな」と野村克也監督。先発が崩れても勝ちを拾えるところに、今の楽天の強さがある。7,8回の1発攻勢は、スクイズの失敗と併殺打で好機を失った直後。「効果的に長打が出たね」と橋上秀樹ヘッドコーチが振り返ったように、ロッテの反撃意欲を失わせるには十分だった。一発でかすんだが、6回の勝ち越し点を導いた高須の好走塁も見逃せない。山崎の左飛は浅かったが、捕手のタッチをかいくぐった。「高須がいい走塁をしてくれた。助けられた」と山崎。采配も見事的中した。4回2死での一場降板は冷酷とも思えたが、「もう1度ゲームを作り直そうと思った」という山村宏樹が5連続三振を奪う好投。「出番を狙っているのは知っていたからな」と野村監督の期待に応えた。投打がうまくかみ合っての快勝劇。参入3年目にして初の3位はだてじゃない。次は開幕3連勝を狙う青山浩二で初の5割に挑む。