JR東日本、ダイヤ改正とストライキ

　今日18日はJR東日本管内でダイヤ改正が行われました。
東北地方では、大きなもので下記のような改正が行われました。
・JR東日本管内の新幹線、特急列車を全面禁煙（※一部特急列車、寝台列車、他社線へ乗り入れる列車は除く）
・新駅開業・・・東北線「太子堂駅」（南仙台〜長町間）、仙山線「東北福祉大前駅」（北山〜国見間）
・仙台空港鉄道開業・・・仙台駅〜仙台空港駅間が20分前後で移動可能、アクセスが向上した
・東北線、常磐線、仙山線にE721系投入・・・仙台空港線乗り入れや455系、457系撤退などで実施
・花輪線にキハ110系投入・・・これまでのキハ58系・キハ52系に代わり導入

首都圏では、鉄道とバスを1枚のICカードで利用できる「PASMO」の運用が開始されました。
JR東日本の「suica」との相互利用が可能となり、27の鉄道会社と32のバス会社の路線で利用できます。
電子マネーも可能で、電子マネー加盟店の店舗や自動販売機で順次利用できるようになります。

　その一方で、千葉支社管内の国鉄千葉動力車労働組合（動労千葉）では昨日から3日間ストライキに突入した。
「館山運転区などの廃止計画中止や賃金改善を求める」としてストを決行。組合員約230人が参加するという。
動労千葉では、地方ローカル線の列車削減反対、レール破断などの危機的現状をふまえた安全対策の実施、車両の検査・修繕、車掌業務の外注化反対などを要求しているという。これを受けて千葉支社は、総武線など7路線で上下102本が運休し、影響人員は約2万2000人に上るという。久留里線では上下38本が運休し、2,000人に影響が出る可能性があるという。他にも、内房線（21本）、総武線（14本）、外房線（11本）、鹿島線（9本）、成田線（7本）、東金線（2本）が今日のみ運休する。
改善案が示されていないことが要因と思えるが、ストを行う側も利用客のことを最優先に考えてほしいと思います。