Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

クロアチア戦はドロー! 日本がけっぷち

クラスニッチとボールを奪い合う中沢と

 どう言い表すのが適切なのだろうか…。「ブラジル相手に2点差以上で勝つのはまず無理だろう。"事実上の1次リーグ敗退」…こう言わざる負えないだろう。
W杯サッカーで日本はクロアチアと引き分けに終わった。痛恨の逆転負けを喫したオーストラリア戦よりダメージは小さいものの、梅雨空のような重苦しさが残る。だが、ものは考えようだ。クロアチアとは98W杯フランス大会でも対戦し、0対1で敗れている。今回はドローに終わったものの、結果だけをみると前々回より前進したと評価できなくもない。逆に日本戦で勝利を狙い、積極的に仕掛けたクロアチアにとっては、ショックが大きかったのではないか。クラニチャル監督が「勝ち点2を失った気持ち」と落胆しているが、3戦目に影響を及ぼす懸念もある。
 日本には、望みを抱いてブラジルと戦えることを、むしろ幸せと受け止めるくらいの心意気で臨んでほしい。チェコを粉砕しアフリカ勢に今大会初勝利をもたらしたガーナの例だってある。初出場の小国トリニダード・トバゴスウェーデンと引き分けた。「どんなことでも起こり得るのがサッカー」だ。
ブラジルは決勝トーナメント進出を決め、控えメンバーを投入してくるかもしれない。前々回大会では1次リーグ2勝後にノルウェーに敗れている。機会がある限り奇跡を信じよう…。