ホリエモンはどう出るか?
ライブドアの関連会社株をめぐる証券取引法違反事件で、東京地検特捜部が約100台のパソコンを押収、約10万通の電子メールの解析を進めたところ、大量のメールが消去されていたことが分かった。特捜部は証拠隠滅工作とみて、データ復元を急いでいる。
調べでは、特捜部は16日夕方以降、ライブドアの本社やグループ内のネットワークの基軸になるサーバーがある関連会社を家宅捜索し、パソコン計約100台、電子メール約10万通などの電子データを押収した。ところが、特捜部がパソコンや記録媒体などの解析を進めるうちに、データが不自然に失われ、隠すために消去した痕跡が多数あることが判明。
メールは個人使用のパソコンから消されているケースがほとんどで、社内ネットワークのサーバーからデータが消去された形跡は見つかっていないという。
また、東京地検特捜部は、ライブドアの宮内亮治(38)取締役兼最高財務責任者や熊谷史人取締役(28)らを昨日午後、任意で事情聴取する方針を固めた。バリュー社の会社買収をめぐる偽計取引や水増しした決算短信発表のほか、ライブドア本体が粉飾決算をした疑いについても経緯をただすとみられる。また、堀江社長の関与についても追及し、近く堀江社長本人の事情聴取に踏み切る方針。宮内取締役は税理士で、1999年からライブドアの取締役。主に財務面でライブドアの急成長を支え、今回問題となったバリュー社株の売買については、自ら主導したことを認めているという。
今回の事件は、わずか数日でここまで大きく波紋を広げているのは、異例の事態だと思います。渦中の堀江社長は一体どうでるのか? 気になります。東京証券取引所も、ライブドアショックを受けて全銘柄の取引を中止しましたが、日本一の取引所がここまでくると何ともなさけないです…。