羽越線 25日ぶりに運転再開!
JR東日本は19日、山形県庄内町の特急脱線転覆事故で不通となっていた羽越線鶴岡〜酒田間で、昨年12月25日の事故発生以来25日ぶりの再開となった。
11月末までに防風柵を設置するまでは、事故現場付近は時速45キロの徐行運転とし、風速計を増設し特殊な信号機も新設するなどの安全対策も取った。事故現場は既に復旧工事が終了しているが、通勤通学や物流などに影響が出ていることから、地元自治体から早期の運転再開を求める声が出ていた。
秋田県内の羽越線を走る列車の中で、青森発新潟行き特急「いなほ8号」が19日、脱線転覆事故発生後初めて酒田〜鶴岡間を通過する長距離列車となった。午前8時45分、「いなほ8号」は定刻通り秋田駅に到着。ホームにいた乗客約二十人が乗り込み新潟方面に向かった。
肝心の事故原因については、未だに詳しい原因は解明されておらず、復旧後も事故原因の解明に全力を尽くすことだろう。