また1人が犠牲に…親子が行方不明
山形の特急脱線転覆事故で27日午後、大破した先頭車両の下から遺体が見つかり、山形地検鶴岡支部の検察事務官の女性(28)と分かった。死因は外傷性ショックとみられる。事故の犠牲者は5人目となった。また、車内では親子連れとみられる2人を複数の乗客が目撃しているが所在が確認されておらず、山形県警などが事故車両の捜索を続けている。
女性は、25日午後に実家のある秋田市から自宅のある山形県鶴岡市に向かったが、26日になっても出勤せず、母親が携帯電話に電話しても応答がなかった。知人などによると、この女性は普段から、実家と自宅の往復に特急いなほを使用していたということ。
この女性は、車外で列車の下敷きになっていたということで、行方不明の親子とみられる2人も下敷きになっている可能性があるのだろう。一刻も早く見つけ出してほしいです。
≪写真提供 - 毎日新聞社≫