たまには男鹿にも・・・
2004年にできたばかりの新生・男鹿水族館「GAO(ガオ)」へ行きました。
夏休みが始まる頃に行った訳ですが、やはり休日ということもあり家族連れがとても多かったです。
自称"秋田県の旅案内人"の私は、今回家族と共に男鹿水族館を訪れました。ちなみに自家用車で向かいました。
自宅からは、秋田自動車道と国道101号線、県道59号線を利用して男鹿へ入ります。
最寄りのインターチェンジは「昭和男鹿半島」です。インターを出た後は、標識通りに進めばすんなり行けました♪
最初に、「日本の渚100選」にも選ばれている鵜ノ崎(うのさき)海岸へちょっと立ち寄りました。約1.5kmの海岸では、干潮時に岩肌が露出する浅瀬が出現します。磯遊びや貝拾いの家族で賑わっていました。
自宅から約2時間30分、ようやく男鹿水族館へ到着です。リニューアルしてから3度目の来場になります。
我ながら結構行っているんですよ〜。(笑
入場口から入ると、まずは大水槽の魚たちがお出迎え。男鹿の海をイメージしているそうです。
大水槽では、活き活きと魚たちが泳いでいました。それにしても多いです。(汗)
大水槽の次は秋田の海や川、湖沼の生き物たちが展示されています。右のタコも男鹿に生息しているそうです。
2階にあがるところには、"幻想的"なエスカレーターが。赤の他に青や緑、黄色にも変化します。こういうシャレた内装もGAOの良いところと言えます。
2階では熱帯魚が展示されています。一番大きな水槽には、「ファインディング・ニモ」でおなじみのカクレクマノミなどがいます。
「シロクマ〜〜〜!!!」初対面に心が躍ります♪
しかし! 何とお昼寝中。残念ながら動いている姿は見られませんでした・・・。(泣)
ちなみに、後日名前が一般公募で決められ『豪太(ごうた)』と名付けられました。秋田県がシロクマを入手する際に、オーストラリア政府を通して譲り受けたことが最大の理由なのでしょう。
"豪太"の登場まで、絶大な人気を誇り今も愛されているペンギンたちもかわいかったですよ。
実際に海の生き物を触ることができるコーナーもあり、ナマコやヒトデ、ウニなどがいました。
ところで、皆さんは水族館付近にたたずむマリア像をご存知ですか?
1983年5月26日、秋田沖を震源とする日本海中部地震が発生し、その際に大きな津波が発生しました。当時、男鹿を訪れていたスイス人夫婦が津波に巻き込まれ、妻のマグダレーナ・ブランベルガーさんが亡くなりました。その後、近くの旅館の女将らの願いが届き、昭和61年11月にマグダレーナさんを追悼するマリア像が建立されました。
マリア像は、追悼の意の他に津波から得た教訓を風化させてはいけないという意味も込められているのでしょう。