Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

山崎武、本塁打王が事実上確定!

42号本塁打を放った山崎武司

 東北楽天は投打がかみ合ってロッテを破り、連敗を4で止めました!
36イニング連続無得点だった打線は、3回2死一塁からの草野の2ランで先制すると、4回以降も着実に加点。8回には山崎武司本塁打争いでトップタイとなる42号2ランを放った。先発の一場靖弘は粘投を続け、6回1/3を3失点で5勝目を挙げた。その後は山村宏樹、小山信一郎の継投で逃げきった。


楽天−ロッテ21回戦(ロッテ11勝10敗、18時、フルキャストスタジアム宮城、15,843人)
ロッテ:000 001 200 3
楽天:002 121 03× 9
▽勝:一場(11試合5勝2敗)
▽敗:吉井(14試合1勝9敗)
本塁打:草野8号、山崎武42号


 苦しんだ末の待望の一発がようやく飛び出した。
山崎武がリーグトップに並ぶ42号2ラン。ライバルのタフィ・ローズオリックス)は、19日に故障のために出場選手登録を外れ、21日には治療に専念するため米国に帰国。これにより残り試合には出場しないため、11年ぶりの本塁打王が事実上確定となった。打点も104打点とリーグトップになり2冠がほぼ確定となった。3位とは本塁打で15本、打点で21打点の大差がついている。
4点リードで迎えた8回。二死から草野大輔の内野安打で出塁しまわってきた第5打席。ロッテ4番手の藤田宗一が投じた初球の直球をとらえた。手ごたえは「完ぺき!」。打球が右中間スタンドへ飛び込んだのを見届けると、右の拳をぐっと握り締めた。
ここ10試合は本塁打が出ず、サヨナラ打を放った12日のオリックス戦の前には股関節の痛みにも悩まされた。後半戦に入ってからは、歩くだけでも痛みを感じるようになり打球を飛ばせなくなっていた。「ずっと打てないんじゃないか」とさえ思っていたという。プレッシャーから解かれ、「何かほっとしてます」と柔和な笑顔を見せた。
楽天として初タイトルに、首脳陣に状態のいい時を選んで出場するようにも勧められたという。
もちろん、単独でのタイトル獲得へ意欲は十分。あと3本塁打で通算300号にも到達する。「何とか3本打ちたい。日本一は2人もいらない」。大きな目標へ、残り11試合だ。
 中日時代の1996年以来、2度目の本塁打王も間近! ベテランの意地の見せ所である。