Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

マー君が粘りのピッチング!

 味方の勝ち越しを信じ、9回までマウンドに立ち続けた田中。
「相手の投手が降りるまで、意地でも投げるつもりだった」と振り返った。
4回と5回は、先頭打者を出してからの連打で失点を重ねた。野村監督は「うちの投手は、自分や味方のミスが失点につながりやすい。それを断ち切るのは"力"しかない」と分析していた。その言葉を思い出したのか、その後は安定したピッチングで追加点を防いだ。まさに「力」を見せた場面だった。
多彩な変化球で10奪三振。今季通算は169奪三振になり、1966年に鈴木啓示、森安敏明が記録した160個を抜いてドラフト制導入以降の高卒新人で歴代2位となり、1967年に江夏豊が記録した225個に次ぐ数字になった。
 「ピンと来ないけど、これからも三振を取れるようにしたい」
惜しくも11勝目は逃してしまったが、次回の投球に期待が持てる試合だった。