一場またも自滅…「次は最少失点」
4月15日以来の1軍登板となった一場は5回を投げ3失点。「ゲーム自体久々だったので、なかなか試合に入っていけなかった。まだまだ」と感覚を取り戻すのが難しかったようだ。
3回無死二塁でマウンドに立ち、「落ち着いて投げられ、ピンチを抑えたのは良かった」が、4回は2本塁打を浴びて3失点。特にローズの被弾は本塁打王を争う山崎武司に3本差と迫る一打とあって、「武司さんに申し訳ないことをした」。常々、野村監督に「内角はボール球でいい」と言われているだけに、「当ててもいい気持ちでいけば良かった」と悔やんだ。ただ、「以前より球は良くなっている」と紀藤真琴投手コーチ。本人も「同じ失敗をせず、どんな場面でも投げて最少失点に抑えたい」と次を見据えた。