Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

楽天、中盤ひっくり返し逆転勝利!

5回逆転3ランを放った鉄平

 東北楽天は5回に鉄平の3ランで逆転。後半戦初勝利を飾った。
先発ドミンゴ・グスマンは2回に制球を乱して崩れたが、ロングリリーフした永井怜が緩急を巧みに使って好投し、逆転劇を呼び込んだ。4回に山崎武司が32号ソロを放つと、続く5回には初回から不安定だった西武先発のジェイソン・マイケル・ジョンソンを捕まえた。7回には渡辺直人の2試合連続となる2号アーチで突き放し、最後は小山伸一郎が締めた。


●西武−楽天15回戦(西武10勝5敗、18時、グッドウィルドーム、11,279人)
楽天:000 140 110 7
西武:040 000 000 4
▽勝:永井(20試合4勝5敗)
▽S:小山(3試合1S)
▽敗:ジョンソン(7試合1勝4敗)
本塁打:山崎武32号、鉄平9号、渡辺直2号


 前夜はほとんど手中に収めかけながら投壊で逃した後半戦初勝利。今度は逆転勝ちできっちりものにした。
逆転劇は5回。立ち上がりから制球に苦しんでいたジョンソンに対し、カウントを取りにきた甘い球を積極的に狙った。先頭の草野大輔が2球目をたたいて出塁すると、1死後の渡辺直の適時二塁打は初球。「別に指示はしていないよ」と池山隆寛打撃コーチはとぼけたが、「ジョンソンとは3回目の対戦だし、選手も攻略法を分かってきている」と満足そうだ。
クイックモーションが遅いジョンソンに、足を絡めた攻めも効いた。適時打の後、3盗を決めた渡辺直は「いつでも走れると思っていた」という。これで鉄平が楽になった。「犠牲フライでもいいと思った」という一振りも初球。見事に捕らえた打球は右翼席に飛び込んだ。
 嫌な負け方をした翌日だっただけに、「今日も負けていたらかなりへこむ。こういう勝ち方ができてよかった」と山崎武はほっとした表情を見せた。「おれにはもうツキがないのか」と試合前は嘆いていた野村克也監督も、「それにしてもよく追いついたなあ」と最後はご機嫌だった。