Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

悩めるルーキー松崎、ついに初勝利!

好投を見せた初勝利の松崎伸吾

 東北楽天が少ない好機を生かして終盤ロッテを突き放し、単独4位となり2番手で登板した松崎伸吾がプロ初勝利を挙げた。
6回、塩川達也の四球と渡辺直人のチーム初安打などで1死一、三塁から、鉄平の一ゴロが野選を誘い先制。8回は5安打を集め決定的な4点を奪った。先発岩隈久志は4回まで無安打の好投だったが、左脇腹の違和感で降板。後を松崎、小倉恒福盛和男のリレーで零封した。


東北楽天−ロッテ7回戦(ロッテ4勝3敗、フルキャストスタジアム宮城、18時、12,025人)
ロッテ:000 000 000 0
楽天 :000 001 04× 5
▽勝:松崎(13試合1勝3敗)
▽敗:久保(7試合3勝3敗)


 5回までロッテ先発久保康友に無安打に抑えられていた楽天打線だったが、6回に塩川がカウント2-0から「難しい球をファウルにできた」と粘って四球。藤井彰人が犠打で送り、渡辺直が外角のボール気味の変化球に食らいつき、チーム初安打を放つ。「誰かが打てば流れが変わると思った」と言う通り、鉄平の一ゴロが野選を誘い、好スタートした三走塩川が生還、先制点を奪った。東北福祉大の後輩、松崎の初勝利につながり、塩川は「勝ってほしかった。良かった」と笑顔を見せた。8回にも、渡辺直が1死から中前打で出ると、鉄平が「納得できる打撃」で右翼線に二塁打。これで打線がつながり、一気に4得点を挙げた。
 「前日、1-0で勝っている夢を見た」という野村克也監督。8回の追加点も含め、「力が付いている証拠。きょうの勝利は大きい」とご満悦だった。