納豆ダイエットは”ウソ”だった！

　不二家の事件が明るみになってきた途端に、またもや国民を裏切ることが発覚した。
なんと、テレビ番組で紹介したことがすべてでっち上げだったことが明らかになったのだ！

≪21日付 - 朝日新聞朝刊より≫
　関西テレビは20日、今月7日にフジテレビ系で全国放送したテレビ番組「発掘！あるある大事典II」で、事実とは異なる内容が含まれていたと発表した。「納豆を食べるとダイエットができる」との内容だったが、研究者のコメントや被験者の検査データを捏造していたことが発覚した。調査委員会を設け、原因の究明を行うとともに過去の放送分についても検証を行い、番組を継続するかどうかを含めて検討する。また、今日午後9時から放送予定だった番組は放送を休止し、後ろの番組の「スタ☆メン」を1時間前倒しして、冒頭で一連の経緯を説明するという。
千草宗一郎社長は「報道機関でもある放送局として、視聴者の信頼を裏切ることになった。誠に申し訳ない」と謝罪した。21日朝までに苦情や問い合わせの電話が約30件寄せられたという。
●視聴者の皆様へ - 関西テレビ

＜発覚したねつ造の数々＞
1.被験者がやせたことを示すのに別人の写真を使用
2.アメリカの大学教授の発言の日本語訳の一部を捏造
3.被験者の一部の中性脂肪値が正常値になったとしたが測定しなかった
4.納豆を朝2パック食べた場合、朝晩1パックずつ食べた場合の比較で、被験者のイソフラボン濃度の結果を捏造
5.被験者の血中のDHEA量検査のデータを捏造し、許可を得ずグラフを引用

　「あるある大辞典」といえば、いまや若い人からお年寄りまで人気がある番組。
健康に関しては近年注目を集めているだけに、今回の騒動はすぐには収まりそうにないと思う…。
テレビ番組での捏造はあってはならないこと。視聴率のために無理をした結果がこれかと思うと、非常に憤りを感じる。
やるべきことを履き違えた番組担当者には、意識向上のための指導を行ってほしいものだ。