Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

堀江氏、調書への署名拒否! 容疑否認のまま…

一夜明けた六本木ヒルズ

 <ライブドア事件証券取引法違反風説の流布)容疑で逮捕されたライブドア社長堀江貴文容疑者(33)が東京地検特捜部の調べに対し、容疑を全面否認していることが分かった。逮捕直後に弁解を聞く「弁解録取書」など、調書への署名をかたくなに拒否しているという。一方、ともに逮捕された財務担当取締役の宮内亮治容疑者(38)ら3人は、対照的に容疑を全面的に認めているという。調べによると4人は、2004年10月支配下投資事業組合が買収済みの情報誌出版会社を、関連会社が株式交換で子会社化すると公表。この際、出版社の企業価値を著しく過大評価して関連会社株を大量に発行させ、株式分割などで株価をつり上げて売却益を得ようと計画し、虚偽の事実を公表するなどした疑い。
 また、一夜明けた今日、東京・六本木の本社内では、多くの社員がいつも通り、仕事に就いたが、今後の方針を説明する幹部に対して「“堀江後”を意識しているのでは」と、冷ややかに話す社員も。
 カリスマ経営者が不在となった影響が強まりつつある。
ライブドア本社では、広報担当者が「社内に混乱はない」と話した。しかし、これまで堀江容疑者らの陰に隠れて目立たなかった幹部が、突然部下に「これからもよろしく」とあいさつして回る姿も見られ、社員の間からは「今後の主導権を握りたいのでは」と冷めた声があがった。別の社員は、「捜索の後、逮捕が近いと薄々感じていた社員も多かった」と話した上で、「若い社員ばかりなので、こうした事態にどう対処したらいいか、誰も分からない。これからどうなるんだろうと、みんなで話している」と、不安をのぞかせた。グループ企業は次々に、「我が社は事件とは無関係」との広報文をインターネットなどで公表し、事件の“火の粉”を振り払おうと必死。提携先企業などでも困惑が広がった。フジテレビの日枝久会長は24日朝、都内の自宅前で「どうってことないよ。ただ、こんなことになるとはなあ。結果的に、うちはだまされた」としたうえで、資本提携の解消や損害賠償請求については「検討しなくてはならない」と語った。