箱根駅伝 亜細亜大 初の総合優勝!!
日程2日目となった第82回東京箱根間往復大学駅伝(通称・箱根駅伝、関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社 共催)は、神奈川県箱根町から東京・大手町の読売新聞社前までの復路5区間、109.9キロが行われ、29度目出場の亜細亜大学が通算11時間9分26秒で初の総合優勝を果たしました! 往路6位からの逆転はなんと史上初だそうです! 5連覇を目指した駒大は総合5位に終わった。最優秀選手(金栗杯)には、前日の5区で区間賞を獲得した順天堂大学の今井正人(3年)が2年連続で選ばれた。
往路1位の順天堂大から2分51秒遅れの6位でスタートした亜細亜大は、8区の益田稔(2年)で2位に浮上、9区の山下拓郎(3年)が駒澤大を逆転して首位を奪うと、10区の岡田直寛(3年)がそのまま逃げ切った。
そんな中、今日行われた復路で印象深かったのは、8区で順天堂大・難波祐樹が16キロ地点で突然失速し、フラフラしてしまうほどの脱水症状になっていたことでした。私はテレビを見ていて、途中で順大の難波君の様子がおかしいなと思っていた矢先に起こったので、もう不安で不安でテレビの前から離れられませんでした。途中、中村明監督から手渡された水で、一時は持ち直したものの、再び失速。歩くような状態で駒澤大、亜細亜大、山梨学院大学と3校に抜かれ、ついに4位まで転落してしまいました。その後、何とか中継所までたすきをつないだ時には、ほっとしました。
いつどんなアクシデントが待ち受けているか分からないのが駅伝の中に隠れこんだ"悪魔"なんですね…。
<写真 - 読売新聞社>