Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

山崎決勝打! 楽天がオリックスに競り勝つ

9回勝ち越し打を放った山崎武司

 東北楽天が同点の9回に決勝点を挙げて競り勝った。
3-3の9回、藤井彰人渡辺直人の右前打などで2死一、三塁。ここで山崎武司が、値千金の適時二塁打を放った。2-1の6回には、憲史が貴重な6号ソロ本塁打を放った。先発ドミンゴ・グスマンは150キロ前後の速球とチェンジアップを効果的に使い、6回2/3を6安打3失点の好投を見せた。9回を締めた5番手小山伸一郎は10セーブ目。


オリックス東北楽天19回戦(9勝9敗1分、18時、京セラドーム大阪、17,083人)
東北楽天:020 001 001 4
オリックス:010 000 200 3
▽勝:山村(23試合5勝2敗)
▽S:小山(16試合1勝1敗10S)
▽敗:大久保(29試合3勝2敗1S)
本塁打:憲史6号


 楽天は、負ければ3夜連続のサヨナラ負け、そして最下位転落というピンチを迎えていた。抑えの小山が、その重責を正面から受け止め10セーブ目を挙げた。前夜まで2試合連続で抑えに失敗していた"新守護神"が自分の力で壁を乗り越えた。
4-3の9回に迎えたのはクリーンアップ。グレッグ・ラロッカを外角低めの148キロの速球で二飛に打ち取った。4番のタフィ・ローズへの初球は今季から使っているシンカーでバットを折りセカンドゴロに。5番の北川博敏は、150キロの速球で空振りの三振に切って取った。
責任を受け止め、そして開き直る…。試練を乗り越えるための答えは、既にあったのかもしれない。新しい勝利の方程式を再確認したこの日の白星は、小山にとっても、チームにとっても大きな自信となったに違いない。
 今日の試合を振り返り、野村克也監督は「プレイ・フォー・ゴッド・ベースボールだな。神頼み野球だよ。日本ハムと試合をやっているみたい。相手はオリックスなのに。すっとリード守って勝てないとだめだよな。最下位争いにふさわしい4時間何分の熱戦だな」と皮肉を混ぜながら語った。