Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

楽天に救世主現る!? バス投手が入団発表

記者会見に臨むアダム・バス

 東北楽天の新外国人アダム・バス投手(25)が21日、フルキャストスタジアム宮城のそばにある球団事務所で記者会見し、「個人成績よりもプレーオフ出場が目標なので、全力を尽くしたい。日本はレベルが高いが、やれる自信はある」と意気込みを語った。登録名は「バス」で背番号は50に決定している。ビザが取得でき次第、7月上旬にもチームに合流するという。
 バスは、198センチの長身から投げ下ろす最速150キロの速球と、縦に落ちるフォーク系の変化球などを駆使する右上手の本格派。「先発、救援ともに経験してきた。どんな役割でも自信はある」と話す。
米国出身で、2003年にアリゾナ・ダイアモンドバックスへ入団し、昨季3Aに昇格した。今季は先発などで19試合50回を投げ、3勝1敗、防御率2.16の好成績。メジャー経験こそないが、マイナー通算成績は先発87試合を含む130試合に登板し、29勝26敗、防御率4.12をマークしている。
 チームは岩隈久志一場靖弘両投手ら離脱者が相次ぎ、投手陣のやりくりが苦しい状況にある。後半戦は7月の9連戦など先発投手の数が必要な正念場も続く。山下大輔編成本部長はバスについて「若いが、身長が高く、制球もいい。現場の判断になるが、先発投手として活躍してほしい」と期待する。また、18日に入団テストを行った元中日のドミンゴ・グスマン投手(32)についても、交渉を進めていることを明らかにした。