Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

まさに"若手のお手本"、山村7回1失点で4勝目!

 今季2度目の先発となった山村が7回83球1失点で4勝目を挙げた。「意地で投げた」と、永井怜田中将大ら若手投手が台頭する中、13年目の右腕は自身の存在感を示せたことを喜んだ。
ブルペンでは不調だったが、「その方が丁寧に投げようと思う」という言葉通り本番ではうまく修正。140キロ台半ばの速球が切れ、速球と同じ軌道のシュートとフォークでバットのしんを外し凡打の山を築いた。内野ゴロは8。真骨頂の打たせて取る投球だった。7回、佐伯貴弘にソロ本塁打を浴びたが、野村克也監督は「テンポ、リズム、コントロールとも満点に近かった」と絶賛。紀藤真琴投手コーチも「5回で51球。若手のお手本になる」と手放しの喜びようだ。
 エース岩隈久志一場靖弘が離脱する状況下で、先発のコマ不足は深刻。そんな中、昨季チームトップタイの7勝を挙げた山村にかかる期待は増すばかり。今季初先発の日本ハム戦(17日)でも勝利するなど、ベンチの信頼は日ごとに高まる。4勝はチームトップ。「まだ5月ですから」と平静を装うが、この日の白星でチームの借金は2に減り、勝率5割が目前に迫った。交流戦4試合で3勝1敗で5月の勝ち越しも決めた。ベテランがさらに活躍すれば、楽天は"台風の目"ではすまない存在になる。