Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

楽天、延長戦負けなし! サヨラナで2連勝

10回にサヨナラ打を放った高須洋介

 東北楽天が、延長にもつれ込んだシーソーゲームをサヨナラで制しヤクルトに連勝した。4-4の10回、2死二塁から、途中出場の高須洋介が中前打を放った。先発田中将大が3回途中2失点で降板したが、序盤で追いつき、8回代打憲史の適時打で勝ち越し。9回、抑えの福盛和男アレックス・ラミレスに逆転2ランを浴びたが、その裏に1死から礒部公一山崎武司草野大輔の3連打で追いついた。


東北楽天−ヤクルト2回戦(楽天2勝、18時1分、フルキャストスタジアム宮城、18,245人)
ヤクルト:110 000 002 0 4
東北楽天:011 000 011 1X 5
(延長10回)
▽勝:福盛(17試合3勝9S)
▽敗:高津(10試合3敗6S)
本塁打:フェルナンデス8号、ラミレス5号


 野手総出の総力戦で、楽天がしぶとく二転三転のシーソーゲームを制した。
延長10回2死二塁からサヨナラ打を放ったのは、両脚痛で控えに回り、野手で最後に出た高須。2球目の速球を中前にはじき返すと、「みんな必死に頑張ったのに、最後にいいとこ取りするようですみません」。全員で手にした勝利だと強調した。
 今日は、終盤以降もつれにもつれた。8回に代打憲史の適時打で3-2と1点勝ち越したが、9回に福盛がラミレスに2ランを喫し逆転。それでも、9回1死から礒部、山崎武の連打で二、三塁に。直前に守備固めで出ていた草野が「たまには仕事しないと」と奮起し、外角の落ちる球を引っ張って右前打を放って土壇場で追いついた。主砲山崎武は「今は逆転されても、まだやれるというムードがある」と振り返った。投手陣も粘りを見せた。先発田中が3回途中2失点で降板した後、朝井秀樹が7回まで無失点でしのぎ、続く小倉恒も好投。福盛も10回は3者凡退に抑えた。
 これで今季5度目の延長戦は4勝1分。競ったら強いというジンクスには「9人野球で勝てないんだから弱い証拠」と野村克也監督は自嘲気味だったが、チームは間違いなく地力を付けている。