ほんきん西武が"秋田西武"に
西武百貨店（東京都豊島区、大崎文明社長）は、本金西武（秋田市中通）を「秋田西武」に改称し、3月9日にリニューアルオープンさせると発表した。11億円以上を投じて、西武直営の売り場面積を拡大して品ぞろえやサービスを強化。購買力のある5,60代を主なターゲットにした都市型百貨店を目指す。初年度の売上目標は、18年2月期（見込み）に比べ10%増の90億円とした。
今回のリニューアルは、入居する秋田中央ビルディング（佐々木泰英社長）とともに全館改装を行うもので、24日に着工。西武直営の売り場面積を現行より1,405平方メートル増やし1万2642平方メートルとする。地階から地上3階に分散していた地権者テナント（専門店）は2,3階に集約し、売り場面積を縮小。23日のみ休業するが、工事期間中も営業は続ける。リニューアル費用は西武分が9億9000万円、中央ビルは1億4000万円。地階では、総菜と菓子の売り場を拡充するほか、美容院やフットマッサージサロンを新設。1階には、シャネルなどの外資系化粧品ブランドをはじめ、仙台に次いで東北2都市目の出店となる服飾雑貨のコーチなどが新たに入る。また、駐車券発行やラッピングなどのサービス機能を1階に集約する。2階は5,60代向けの婦人服を主とし、大きいサイズの売り場も強化する。3階は紳士、子供服など。シューアドバイザーなどの資格を持つ専門販売員を現行の40人から80人に増やし、サービス向上を図る。
長年『ほんきん』の名で県民に親しまれてきただけあって、県民の思いは複雑なようです…。
