Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

移りゆく季節の中で…

9月に入ってからも不安定な天気が続く日本列島。
北海道や東北では甚大な被害が出ており、日常を取り戻すには相当な時間がかかりそうです…。


そんな中、秋田では秋の訪れを感じられる瞬間も日に日に増えてきた気がしますねー。
朝晩は少し肌寒さも感じられるようになって、上に羽織るものが欠かせなくなってきました…(´・ω・`;)

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変わりやすい秋の空を眺めながら、時間があれば撮り鉄で暇つぶし…。


秋田新幹線 E6系「こまち」 (田沢湖線 角館〜鶯野)

黄金色に色づきはじめた稲穂の波をかき分けるように疾走するこまち。
度重なる台風の影響も心配されましたが、順調に生育が進んでいるようで農家の皆さんも一安心でしょうね。


秋田新幹線 E6系「こまち」 (田沢湖線 小岩井〜雫石)

背後には岩手山の姿も楽しめる田園地帯を駆け抜けるこまち。
この辺りは早くも稲刈りが終わっている田んぼもちらほらと見受けられました。


秋田内陸縦貫鉄道 AN-8809形+AN-2000形 (羽後太田〜角館)

稲穂の色の濃淡で絵画作品を表現する「田んぼアート」が毎年恒例となっている秋田内陸線
http://www.akita-nairiku.com/info/topics/item.php?id=714
列車が一旦停車するサービスもあり、車内から写真撮影を楽しむ乗客の姿も見受けられました(´▽`)


由利高原鉄道 YR-2002形 (曲沢〜前郷)

時折小雨がぱらつく曇り空ながら鳥海山のシルエットはくっきりと見渡せた田園地帯から。
黄金色に輝く稲穂が風になびいてまるで海辺を走っているかのような光景は、この季節ならではですよねー!


由利高原鉄道 YR-2002形 (鮎川〜黒沢)

パッチワークのような田園地帯にゆるやかなカーブを描く光景が楽しめる高台から。
ここ本荘由利地域は県内でも比較的田植えが早いこともあって、稲刈りも9月の3連休あたりから本格化しそうです。

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さて、いつも鉄道ばかりなのでたまには公共交通機関つながりで【バス】に注目してみましょう()


毎年この時期になると"バス"に関わるイベントが行われるのをご存知ですか?
日本で最初にバスが走った日を記念して9月20日を「バスの日」に制定しています。
これに合わせて全国各地ではバス会社などが中心となってバスに関するイベントを行っています。


秋田でも10日(土)に「秋田バスまつり」が秋田駅前のアゴラ広場で開催されました!

仕事柄なかなかバスを利用する機会が無いのに、こういうイベントは興味をそそられてしまうんですよねー(笑)
今年で21回目の開催で、バスの展示やグッズ・飲食物の販売、各種ステージイベントなどが催されました。


バスの展示コーナーには秋田県内の大手3社(秋田中央交通秋北バス羽後交通)のバスが展示されました。
秋田中央交通のバスは【落書きバス】として、車体側面に自由にイラストやメッセージを書き込むことができます。

ちなみにイベント当日だけかと思いきや、一定期間このごちゃごちゃした姿のまま街中を走るそうですよ…(笑)


毎年バス好きが掘り出し物を求めて集う廃品のチャリティーバザーのコーナー。

バスの側面に掲出される経由地のプレートや、などなど、マニアにはたまらない品が並びます(笑)
順番待ちの顔ぶれを見ると昨年のバスまつりでも見かけた方がチラホラ…。固定化されたお得意様ばかりです…(´Д`;)


懐かしい名前にひかれて手に取った羽後交通のバス停標識。地元の地名に懐かしくなり思わず2枚も購入…(笑)

どちらも湯沢市稲川地区にあったバス停で、地元中学校へ通学する生徒の利便性向上を目的に設けられました。
従来のバスルートから離れた集落の生徒もバスで通学できるよう、朝夕の便のみルートを変更して運行されました。
しかし、バス停を利用する生徒がわずかだったこともあって、2年ほどで廃止されてしまいました…。


もう少しバスの車内やイベントブースを覗いてみたかったものの、この後普通に仕事だったのでそそくさと撤収…ヘ(*--)ノ

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久しくバスに関わる話題から遠ざかっていたので、お隣岩手にあるレトロな雰囲気が漂う場所へも足を延ばして…。


盛岡市の中ノ橋通りにある市内最大のバスターミナル「盛岡バスセンター」へお邪魔してみました!

それまで各バス会社が独自に発着場所を設けていたものを集約しようと、バス会社や地元商店街、市などが出資して1960年4月に開業しました。
3階建ての建物には、1階に待合室や商店、2階に食堂や喫茶店、3階に岩手県バス協会の事務所などが入居し、大変賑わっていたそうです。


ただ、建物の老朽化や現行の建築基準法の耐震基準を満たしていないことが指摘され、建て替えを含めた再開発が進められることに…。
しかし、経済情勢の悪化や震災後の建設資材高騰の影響などで目途が立たないまま、今年9月末をもって閉鎖されることが発表されました。
さらに、趣のある建物自体も年内には解体される方針であることも報じられると、地域住民からは驚きと落胆の声があがりました…(ノД`)


中に入ると急にタイムスリップしたかのような雰囲気に…。

昭和レトロな味わいを残す雰囲気はテレビや雑誌などで取り上げられ、老若男女を問わず注目を集めています♪
訪れたこの日はそば屋と時計店が営業中。

他にも養蜂場が営む直売店や喫茶コーナー、たこ焼き屋などもあったそうですが、多くのテナントは既に撤退した様子でした…。


約2,800平方メートルの敷地内には、バスの発着ができるレーンが7つ設けられています。
当初はこの敷地内だけでやりくりしていたそうですが、本数の増加などもあってバスセンター周辺にも5カ所の発着場所が設けられています。

発車までは頭から突っ込むような形で待機しており、時間になると係員の誘導で一旦バックしてから出発するという変わった光景が見られます。
近距離の路線バスだけでなく首都圏や仙台への高速バスも発着していましたが、現在は盛岡駅発着に変更されています。

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最後は秋の訪れを感じさせるような夕焼けをどうぞー♪
夕暮れ時の秋田港は岸壁で釣りを楽しむ人があちらこちらに見受けられます(*´∀`)


ちょうど秋田駅から来たセリオン行きの路線バスが到着。
もっぱら鉄道ばかり追いかけていたものの、たまにはバスを被写体にするのもいいかもと思えた一瞬でした(笑)

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9月もあっという間に中盤…。
いろいろやりたいことがあっても、ちょっと乗り越える障害が多すぎて足踏み状態ですわ←


朝晩は徐々に涼しさを感じるようになって、気づけば秋なんてことになりそうな今日この頃…(笑)
時間ができたらまた秋の訪れを感じられそうな光景を探しに出かけてみたいと思います!