Hello★Durian 〜ハロー★ドリアン〜

秋田在住で鉄道・バス・アイドル・プロ野球・プロレスを愛する多趣味な男がお送りいたします(笑)マニアックなお話から時事問題まで幅広く取り扱っています。

ナチュラルカラーに染まってみれば…

進路を決めるのは風ではない、帆の向きである。
人の行く手も、海を吹く風に似ている。


人生の航海でその行く末を決めるのは、凪でもなければ、嵐でもない。
心の持ち方である。

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5月も終わりに近づくにつれて、気温もぐんぐん上がって夏間近といった感じですねー!


清々しい快晴のある日、最近すっかりご無沙汰だった県北地区で撮り鉄してみました♪

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涼しげな景色を求めたくなるこれからの季節にピッタリな光景を目指してまずは五能線へ。
美しい日本海を眺めながらのんびり列車の旅を楽しめるとあって国内外から多くの観光客が訪れる人気のローカル線です。


五能線 HB-E300系「リゾートしらかみ」青池編成 (あきた白神〜岩館)

海沿いの小さな集落とすぐそばを流れる小入川を一気に跨ぐ「第二小入川橋梁」。
山側を迂回するように走る国道の橋からは、こんなに素晴らしい眺めが楽しめます(*´∀`*)
連日多くの観光客で賑う人気の列車で、車窓からもこの素晴らしい眺めを楽しんでいるんでしょうねー♪



五能線 キハ40系 (あきた白神〜岩館)

少し南側へ移動すると、今度は急峻な谷間にかかる橋梁を眺めることができます。
海をバックにするのはもちろん、鮮やかな新緑の山々をバックに撮影するのもおすすめです!
日中は3〜4時間走らない時間帯もあるほど、本数が限られた典型的なローカル線と言える五能線
次のリゾートしらかみ号を待たずに合間を走る普通列車を使って先へ進む観光客も多いんですよー。


五能線 キハ48系「リゾートしらかみ」くまげら編成 (あきた白神〜岩館)

先ほど通過した下りの普通列車は、橋梁の先にある岩館駅で上りのリゾートしらかみ号とすれ違います。
ものの数分待っていると、今度は上りのリゾートしらかみ号が軽快に走り去っていきました♪


五能線 キハ40系 (あきた白神〜岩館)

帰り際に立ち寄ったコンビニの駐車場で一枚。
雲ひとつない澄み渡った青空と、田植えも終わり緑がまぶしい田園風景の中をのんびりと走る姿で撮り収め。
五能線での撮り鉄は、やっぱり風光明媚な景色を楽しめる青森県側の方がおすすめなんですけどねー(笑)


http://www.jreast.co.jp/akita/gonosen/

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さて、五能線の人気列車リゾートしらかみに今夏新しい車両が登場!
現在青池編成として活躍しているハイブリット車両「HB-E300系」が新たに【橅(ブナ)編成】にも投入されます。
その新型車両が、今月26日から27日にかけて製造元の総合車両製作所(横浜市)から日本海側を経由して秋田へ運ばれてきました。
休みだったこともあり、ブナ編成の"嫁入り道中"を羽越線の沿線で撮影してみました!


撮り鉄さんにはおなじみの撮影スポット【鳥崎のカーブ】(吹浦〜女鹿間)で…。
今回の輸送では、4両編成のうち横浜で製造された3両(1・2・4号車)が上越線羽越線を経由して秋田総合車両センターへ。

5人ほどのギャラリーが見つめる中、EF510形電気機関車に牽引されたブナ編成がゆっくりと走り抜けていきました。


その後は特に寄り道することなく羽後亀田駅へ…。
以前「E6系」が羽越線経由で輸送された際、この駅で定期列車の通過待ちなどのため長時間停車したことがありました。
その時と同じようなダイヤで走っていたので、『もしや今回も…?』とほぼヤマ勘で待っていると…見事的中!


これといって確かな情報も無く『そのまま通過したらどうしよう…』なんて不安もありましたがまずは一安心(笑)


鮮やかな緑が印象的で、白神山地のブナ林を連想させる優しい木漏れ日が感じられるデザイン。
今回は5分ほどの停車ですぐ発車してしまいましたが、ゆっくり外観を眺めることができました(*´∀`)


残念ながらカーテンで見えませんでしたが、秋田杉や青森ヒバの部材を使用し自然を感じさせる内装とのこと。
また、秋田や青森の地酒や特産品、白神山地の天然水で淹れたコーヒーなどを提供するフードカウンターも目玉です♪


今後、秋田で製造している3号車を組み込んで最終工程へと進むことになります。
7月16日の運行開始が待ち遠しいですねーヽ(*´Д`*)ノ


ちなみに、7月9日(土)には一般向けの試乗会を開催するとのことです♪
詳しい申込み方法や新型ブナ編成の詳細などは下記リンク先でどうぞ!
http://www.jreast.co.jp/akita/resort-buna/

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海沿いの五能線を楽しんだ後は、緑豊かな山間部を走る秋田内陸線へ。
沿線の過疎化に歯止めがかからず、毎年のように厳しい経営状況がニュースになってしまう内陸線…。
ただ、豊かな自然に囲まれた非日常的な光景が広がり、【ローカル線の醍醐味】を味わえることも忘れてはなりません!


秋田内陸縦貫鉄道 AN-8806形 (阿仁前田〜前田南)

温泉が併設されていることで知られる阿仁前田駅近くの市道の橋から撮影。
雲ひとつない青空の向こうには、樹氷と紅葉で県内外から人気の森吉山がバックにそびえ立ちます♪
最近鳥海山ばかり眺める機会が多いせいか、のっぺりとした印象であまり迫力を感じないような←


秋田内陸縦貫鉄道 AN-8804形 (前田南〜小渕)

撮り鉄さんの間では【小渕のS字カーブ】として知られる小渕駅すぐ近くの撮影スポットで…。
秋には鮮やかな紅葉が楽しめることで人気ですが、この時期はまぶしい新緑を楽しみながら撮影できます。
写真に写るのは1日1往復半運転される急行もりよし号で、アテンダントが乗務して車内販売や観光案内を行っています(*´∀`)
かつては急行用の専用車両もありましたが、赤字経営の影響もあり現在は普通列車と同じ車両での運転となっています。


http://www.akita-nairiku.com/

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最後は定番の奥羽線の沿線で…。


奥羽本線 E751系「つがる」 (北金岡〜東能代)

風も穏やかで水鏡を期待して待ち構えていたのに、通過直前になって波が立つほどの強風が…(´Д`;)
3月のダイヤ改正で1日3往復へ減便されましたが、日本海側や北海道方面を結ぶ大事な役目を果たしています。
ちなみに、E751系とともにつがるで活躍していた大ベテランの485系については順次廃車されるとのことです…。

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5月も残すところあとわずかです!


早くも夏を思わせるような暑さでぐったりなんて人も多いかもしれませんね…(。´-д-)
毎日の体調管理も大事ですが、水分をこまめに摂るなどの対策も忘れずに行いましょう!